PGVと塩野義が提携
2021-08-31 13:00:17

PGVと塩野義製薬が結ぶ新たなパートナーシップの展望

PGVと塩野義製薬の資本提携



2023年10月、PGV株式会社が塩野義製薬株式会社との資本提携を発表しました。これは、医療・ヘルスケア分野における新たな一歩として大きな注目を集めています。両社が持つ技術と経験を生かし、脳波を利用した新しい治療法の研究開発を進めることで、患者に対する迅速な支援が期待されています。

PGVは、脳波計測を中心とした企業で、その技術には計測、データ処理、AI解析に関わる包括的な能力があります。特に、パッチ式脳波計の開発は、多方面にわたる応用が可能で、医療領域での新たな価値創造に貢献しています。これに対し、塩野義製薬は中枢神経系疾患の研究開発に特化しており、感染症治療や新薬、バイオマーカーの研究力を武器に、特にうつ病や認知症、発達障害のトリートメントに取り組んでいます。

資本提携の狙い



今回の提携において、両社が狙うのは、脳機能バイオマーカーの研究開発です。塩野義製薬が蓄積してきた中枢神経系疾患領域での研究ノウハウと、PGVの先進的な脳波計測技術、AI解析能力を組み合わせることで、簡便かつ低コストな診断方法を開発することを目指します。これにより、脳関連の症状を抱える患者が早期に医療機関に訪れ、迅速な診断と治療を受けられるようになると期待されています。

共同研究の方向性



具体的な研究開発の方向性として、両社は「中枢神経系症状を有する患者のケア向上」というテーマを掲げています。これには、脳波による新しいバイオマーカーを通じた早期発見の支援だけでなく、未病の段階での予防策に至るまで、多角的なアプローチが必要です。

PGVの脳波データ解析に関する研究は、すでに多くの成果を上げており、これを元にした新しい治療法の開発が期待されています。一方で、塩野義製薬としては、長年の医薬品開発の知見を活かし、効果的なケアプランの構築に取り組むことで、患者のQOL(生活の質)の向上を図ります。

結論



この資本提携は、医療の現場において大きな変革をもたらす可能性を秘めています。両社の専門性を結集することで、機械的な医療から、個々の患者に応じた柔軟で持続可能な医療サービスへの転換が実現されることでしょう。今後の展開に期待が高まります。

お問い合わせ



本提携に関する詳細は、PGV株式会社の管理部までご連絡ください。Email: [email protected] TEL: 03-6262-7745

会社情報



  • - 塩野義製薬株式会社
商号: 塩野義製薬株式会社 (SHIONOGI & CO., LTD.)
設立: 1919年
代表者: 手代木 功
資本金: 約212億円
所在地: 大阪市
ウェブサイト: 塩野義製薬

  • - PGV株式会社
商号: PGV株式会社 (PGV Inc.)
設立: 2016年
代表者: 松原 秀樹
資本金: 約1億円
所在地: 東京都
ウェブサイト: PGV

会社情報

会社名
PGV株式会社
住所
東京都中央区日本橋2-15-5PMO日本橋二丁目ビル7階
電話番号
03-6262-7745

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