モスバーガーを運営する株式会社モスフードサービスが、全国約1,300店舗で新たなクラウドサービス「Shopらん®」を導入することが決定しました。このサービスは、店舗間のコミュニケーションを円滑にし、多店舗オペレーションを改革することを目的としています。本格運用は2026年の4月から始まります。
「Shopらん®」の導入により、モスバーガー及び「マザーリーフ」などのフランチャイズ店舗では、業務負荷の軽減や本部とのコミュニケーション精度の向上が期待されています。今まで以上に円滑な情報共有が可能となり、全体の運営品質が向上することが見込まれます。
モスフードサービスは、創業以来「おいしさ、安全、健康」を重視し、真心と笑顔のサービスを提供することに注力してきました。しかし、外食市場の急速な変化や労働環境が多様化しているなか、特に海外出身のスタッフが増えている現状において、店舗運営の環境を改善するためにデジタル化が必要だと感じていました。そこで、全社的なデジタル基盤の再構築を重要な経営施策として掲げています。
現在、モスフードサービスが長年利用してきた基幹システム及び周辺システムは、保守期限に達しており、機能追加を重ねてきた結果、複雑化が進み、業務にかかる負荷が高まっています。そこで、段階的なシステム更新に着手する中で、まずはコミュニケーション領域を強化するために「Shopらん®」が導入されることになったのです。この新たな取り組みにより、異なる国のスタッフが同じ水準で業務を理解し、遂行できる環境が整備されることを目指しています。
「Shopらん®」は、運営を手掛ける株式会社ドリーム・アーツが1996年に設立以来、重視してきた「情報共有」と「対話」を軸にした独自のソリューションであり、多店舗オペレーションの改革を目指します。現在、ドリーム・アーツはさらに進化したクラウドサービスを提供しており、例えば業務デジタル化を支援する「SmartDB®」や、大企業の働き方を変革する「InsuiteX®」も展開しています。
モスバーガーとドリーム・アーツの連携によるこの新しい業務改革は、小売業界においても大きな影響を与えることが期待されており、今後の展開に注目が集まります。商業施設や飲食店が直面する業務効率化の課題に対し、どのように応えていくのか、そして両社の持つビジョンがどのように実現されるのか、目が離せません。