フィリピンのビーチを守るLaguの挑戦
フィリピンで生まれたブランド「Lagu(ラグ)」は、海に囲まれたこの地の特性を活かし、環境問題に取り組むサステナブルなビーチブランドとして知られています。その名の通り、砂がつかないブランケットを製造・販売し、旅行やビーチでの快適なひとときを提供しつつ、砂の持ち帰りを防ぎ、ビーチの保護を目指しています。2025年2月15日、Laguはウミガメ保護団体「3P3C」のイベントに参加し、その活動を支援しました。
ウミガメ保護活動フェスティバル
今回のイベントは3P3Cによるウミガメ保護活動のフェスティバルで、これが5回目の開催となります。フィリピンにとってウミガメは貴重な海洋生物で、地域文化や漁業に深く結びついています。そのため、漁業を行う人々と共にウミガメの保護を進めることが重要だとされています。
参加者は年齢を問わず多く、地元ビーチの保護活動に興味を持ってもらう良い機会となりました。イベントはビーチのゴミ拾いから始まり、自然環境を愛する気持ちが醸成される場となっています。
「Lagu」の製品を身につけて活動に参加することで、ブランドの理念に直接触れることができ、実際に手を動かしながら周囲に呼びかけられるという点でも重要な機会です。
学ぶこと、支えること
イベントの中では、ウミガメの生態や保護活動の重要性についてのレクチャーが行われ、参加者たちに知識を広めています。子どもたちや参加した企業のスタッフにも意識を高めてもらうことを目指しています。
加えて、Laguブランドの製品を紹介する販売会や寄付活動も実施され、その場で実際に砂がつかない商品に触れることができる貴重な機会となりました。多くの参加者がそのストーリーや価値に共感し、商品を手に入れています。
ウミガメを未来へ
イベントのクライマックスは、保護したウミガメの放流です。夕暮れの海に向かって、しっかりと砂浜を駆け抜けていく彼らの姿は、人々に環境保護の意識を強く印象付けます。持続可能で清浄なビーチを保つことによって、ウミガメがまたこの場所に戻ってくることができるような環境の実現が求められているのです。
Laguはこうした活動を通じて、地域のビーチの保護・管理に努めています。フィリピンの美しい海を守り続けるために、私たち一人ひとりの協力が必要です。今後もLaguはその活動の支援を続け、ビーチを愛する人々の「ビーチフレンドリー」なライフスタイルの提案をしていきます。
ブランドの原点
Laguは、フィリピンの美しいビーチを守りたいという思いから始まりました。旅行を通じてビーチがもたらす楽しさを多くの人に知ってもらい、その素晴らしさを未来に繋げていくことが使命です。また、ビーチの面積が年々減少している中で、砂が無意識のうちに持ち帰られてしまう問題も抱えています。Laguはその解決に挑んでおり、地元の豊かな自然環境を守る努力が続けられています。
製品の売上がウミガメの保護活動に役立っていることは、多くの人々へのメッセージでもあります。私たちは、人と海、そしてウミガメの未来を繋げる活動を、これからも見守り、支援していきます。