セルクラウドとがん研究機関が連携
株式会社セルクラウドが、栃木県立がんセンター、東京医療センターと共同で「早期大腸がんにおける血中循環がん細胞(CTC)の意義に関する研究」を開始しました。この取り組みはがんに関する研究の新しい展望を開く重要な一歩と言えるでしょう。
背景と目的
早期の段階で見つかる大腸がんは、通常、自覚症状がほとんどなく、患者にとって気づかぬうちに進行してしまう可能性があります。そのため、病状の把握や再発リスクの評価手法として、より洗練された非侵襲的かつ高精度な指標の開発が求められています。
血中循環がん細胞(CTC)の分析は、がん細胞の進行度や特性を理解するための新たなアプローチとして注目を集めています。特に、早期大腸がんに関するCTCの挙動やその臨床的な意義については、まだ多くの未解明な部分が残っています。そこで、この研究を通じて、大腸がんにおけるCTCの臨床的な価値を解明することを目指しています。
研究の構成
この共同研究には、セルクラウドが提供する「マイクロCTC検査」が重要な役割を担います。この検査は、血液中を循環するがん細胞を特定する先端技術であり、欧米では広く認知されています。しかし、日本国内ではその知名度がまだ低いため、より多くの方々にこの技術の重要性を伝える必要があります。
「マイクロCTC検査」は、上皮間葉転換が進んでいる悪性度の高い間葉系がん細胞を特定できる機能を有しており、従来の検査方法に比べて、リスク判別の精度を向上させることができます。
期待される成果
この研究によって、早期大腸がんにおけるCTCと病状や治療効果との関連が明らかになれば、治療効果のモニタリングや予後予測、さらには再発の早期診断など、臨床応用の可能性が広がります。新しい検査法が、医療現場でのがん診断や治療に革新をもたらすことが期待されています。
株式会社セルクラウドについて
セルクラウドは、2022年4月に設立され、がんリスク検査や先端医療に関する研究開発に注力しています。同社は、がん治療におけるCTC検査の普及を目指しており、今回の共同研究を通じて新たな地平を切り開くことを目指しています。これからの進展に注目が集まります。
参考情報
- 設立:2022年4月
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-21-7 第5瑞穂ビル5F
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- 所在地:栃木県宇都宮市陽南4-9-13
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- 所在地:東京都目黒区東が丘2-5-1
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この共同研究の成果が、早期大腸がんの診断や治療において重要な情報をもたらすことを願っています。