単層氷の構造
2026-02-21 23:48:24

新発見!単層氷の可視化に成功した研究結果とは

研究背景と目的


最近、私たちの身近な存在である水の新たな一面が、研究によって明らかになりました。静岡大学を中心とした研究グループが、
単層の水分子が形成する渦状の秩序構造である「フェロアキシャル秩序」を初めて可視化しました。この成果は、
水の物理的特性を理解する上での一大前進とされています。

研究の詳細


この研究は、静岡大学と東京大学、岡山大学などの共同研究として行われました。研究チームは、鉱物中に閉じ込められた単層水分子を対象にし、
その構造を放射光X線回折や分子動力学計算によって詳しく調査しました。具体的には、マーティアイトという鉱物のハニカム格子上に並んだ水分子が、
室温では決まった方向を持たずに回転する様子を観察しました。
低温下では、これらの水分子が渦状に並ぶ特異な状態を形成し、
この現象がフェロアキシャル秩序と命名されました。

渦状秩序の重要性


フェロアキシャル秩序は、これまで予想されていなかった新しい概念です。この氷の構造は、従来の3次元氷とは異なり、
2次元氷の研究における重要な知見をもたらします。これにより、水の特性や挙動のさらなる理解が進むことが期待されます。

研究者の声


静岡大学の講師、野村肇宏氏は、「水は生命の源であり、その秩序は長年研究されてきました。今回の発見によって、
水の新たな姿が浮かび上がったことは非常に喜ばしい」と述べています。このコメントからも、多くの研究者がこの成果を高く評価していることが伺えます。

今後の展望


今回の研究成果は、国際的な学術雑誌「Journal of the American Chemical Society」に掲載され、
その価値が広く認められました。この2次元氷に関する知見は、
今後の水に関する研究の基礎となるでしょう。さらなる探求を通じて、生命の本質や水の役割への理解が深まることが期待されています。

結論


この画期的な発見は、研究が水の複雑さと未知の世界を探求していることを示しています。氷についての新たな理解は、
我々の科学的知見を深め、水に関する問題解決にも寄与することでしょう。科研費からの助成も受けており、今後の研究が一層期待されます。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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