読売巨人軍の菅野投手、介助犬への支援活動
読売巨人軍のエース、菅野智之投手が介助犬の普及に向けた寄付活動を続けていることが話題になっています。彼は自身の「菅野基金」を通じて、社会福祉法人日本介助犬協会に200万円の寄付を行いました。これは、彼が1勝するごとに10万円を寄付する仕組みで、2015年から続けられています。今回の支援金は、11月30日(土)に開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ 2024」内で行われた贈呈式にて贈られ、協会の橋本久美子会長は感謝の気持ちを表しました。
介助犬の役割とは
介助犬とは、手や足に障害を持つ人の日常生活を支えるために特別な訓練を受けた犬のことです。これらの犬は、落とした物を拾い上げたり、ドアを開けたり、携帯電話を探して持ってくるなどの作業を行います。2024年9月1日時点では、全国で活動する介助犬は60頭に過ぎず、約15,000人の介助犬を必要とする人々がいると言われています。これは介助犬の必要性が高いにもかかわらず、十分な数が存在しないことを示しています。
介助犬に関する動画はこちら
社会福祉法人 日本介助犬協会について
日本介助犬協会は、愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点を持ち、全国的に介助犬の普及活動を行っています。犬の個性を活かした活動を重視し、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®」という取り組みを推進しています。この活動の中には、動物介在活動や動物介在療法、さらには虐待や性被害を受けた子どもたちへの付添犬の派遣、発達障がいや知的障がいを持つ方々への犬の譲渡を含む「With Youプロジェクト」があります。
ふるさと納税の取り組み
協会では、現在「犬の可能性は無限大!一歩踏み出すあなたのそばに」をテーマにしたガバメントクラウドファンディングを実施しています。期間は2024年12月31日までを予定しており、目標金額は500万円です。寄付者にはふるさと納税限定デザインのタオルハンカチが返礼品として用意されています。詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
ガバメントクラウドファンディングはこちら
まとめ
菅野智之投手の継続的な支援は、介助犬の普及に大きな意味を持っています。障がいのある方々がより豊かな生活を送るために、これからも彼の活動に注目していきたいと思います。介助犬の普及活動に少しでも興味がある方は、ぜひ協会の取り組みにも参加してみてはいかがでしょうか。支援することは、誰かの生活を支える大切な一歩となるはずです。