音を楽しむ魚たち
2024-12-30 10:19:23

伊勢シーパラダイスで楽しむ音と映像の紅白魚合戦特別展示

音を楽しむ冬の特別展示「紅白魚合戦」



三重県伊勢市の「伊勢シーパラダイス」では、2024年12月16日から2025年2月2日まで、一風変わった特別展示「紅白魚合戦 〜音を出す魚たち〜」が行われています。この展示は、音と映像を通じて生き物たちの行動生態を理解しながら楽しむことができる素晴らしい機会です。

水族館といえば、静かな水の中を泳ぐ生き物たちを眺めるイメージが強いですが、この展示では魚たちがさまざまな音を奏でる様子を観察できます。実際に、声帯を持たない魚たちは、鰾(うきぶくろ)や鰭(ひれ)、歯などの体の一部を使って、威嚇や警戒、求愛などの目的で音を出すことが知られています。

展示の見どころ



「音を奏でる魚たち」の展示では、音の収録を通じて、実際に魚たちの声を聞くことができる映像体験が用意されています。来場者は水槽の前で、魚たちのコミュニケーションの一端を感じることができるのです。

また、各水槽は個性的でユニークなレイアウトが施されており、目を楽しませてくれるだけでなく、耳からも魚たちの世界に没入することができます。この時期ならではの特別な体験を通じて、魚たちの生態や行動に対する理解を深めることができるでしょう。

様々な魚たちの魅力



展示に登場する魚たちの中でも特に注目を集めるのが「コトヒキ」です。学名はTerapon jarbuaで、スズキ目シマイサキ科に属します。この魚は、体側に弓なり状の模様を持ち、鰾を使って「グーグー」と鳴くことからその名前が付けられたそうです。

また、「ヒガンフグ」も展示されています。学名はTakifugu pardalisで、フグ目・フグ科に属するこの魚は釣り場でよく見かける種類。威嚇の際には、歯を擦り合わせて「カチカチッ」という音を出すことが特徴です。

さらに、ナマズの仲間である「ギギ」も見逃せません。学名はTachysurus nudicepsで、成魚は約30㎝に達します。胸鰭の棘と基底部の骨をこすり合わせることによって、「ギーギー」と音を出すのです。

伊勢シーパラダイスの概要



「伊勢シーパラダイス」は、日本初の「ゼロ距離水族館」をテーマに掲げ、海の動物たちと近い距離で触れ合うことができる展示が魅力です。入館料は大人2,100円、小中学生1,000円、幼児(4歳以上)500円と親しみやすい価格設定がされています。


まとめ



音と映像が織りなす魚たちの世界を体験できる「紅白魚合戦」。この冬、ぜひ伊勢シーパラダイスで音を奏でる魚たちに会いに来てみてはいかがでしょうか。特別な体験が、あなたの冬に新たな彩りを添えてくれることでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社伊勢夫婦岩パラダイス
住所
三重県伊勢市二見町江580
電話番号
0596-43-4111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。