日本初のESG重視型グローバル・ベンチャーキャピタルファンド設立
日本初のESG(環境・社会・ガバナンス)重視型グローバル・ベンチャーキャピタルファンド、MPower Partners Fund L.P.が設立されました。このファンドは、持続可能な成長を目指すスタートアップ企業への投資を通じて、社会全体の健全な未来を築くことを目的としています。特に、増大する環境問題や社会的課題に対して、スタートアップが持つ革新的な解決策を重視します。
ESGの重要性と成長戦略
私たちMPower Partnersは、ESGを成長戦略の一部として取り入れることが不可欠であると考えています。持続可能性を重視する企業が世界的に広がっている中、金融市場にもその動きは反映されています。ESGの実装が、企業や経済全体の成長を促進し、さらに社会にポジティブな影響をもたらすことは明らかです。
設立メンバーと投資家
このファンドの設立メンバーは、金融業界での豊富な経験を持つリーダーたちです。彼らはESGの推進について長年取り組んできた背景があり、そのノウハウを生かして投資を行います。また、日本の大手金融機関であるSOMPOホールディングス、第一生命保険、三井住友トラスト・ホールディングスなど、他の多くの国内外の投資家もこのファンドに共感し、リミテッド・パートナーとして参画しています。
投資先に期待される分野
本ファンドは、ヘルスケア・ウェルネス、フィンテック、次世代の働き方・教育、次世代の消費、環境・サステナビリティといった分野に重点を置いています。特に成長ステージにある日本のスタートアップや、一部海外のアーリーステージの企業に対して、総額1億5000万ドルを元に投資を行う計画です。
起業家との連携強化
私たちMPower Partnersは、起業家や投資家と共にESG要素をスタートアップエコシステムに浸透させ、持続可能な社会の成長を実現するために尽力します。投資活動を通じ、革新的な技術やビジネスモデルを持つ企業が、社会的な課題に取り組む姿を支えていく所存です。
投資チームの紹介
キャシー松井ゼネラル・パートナー
ゴールドマン・サックス証券会社元日本副会長であり、ウーマノミクスの創始者です。多様性やコーポレートガバナンスの観点からのアドバイスで多くの企業に影響を与えています。
村上由美子ゼネラル・パートナー
OECD東京センター元所長で、人口減社会の議論に貢献してきた経験を持つ投資家です。
関美和ゼネラル・パートナー
モルガン・スタンレーでの長いキャリアを経て、教育関連企業の設立など、多岐にわたるビジネス経験を有しています。
鈴木絵里子マネージング・ディレクター
モルガン・スタンレーおよびUBS証券での投資銀行業務の後、ドローンベンチャーの日本法人を立ち上げた実績があります。
まとめ
MPower Partners Fund L.P.は、日本のスタートアップが持つ潜在力を最大限に引き出し、ESGを基盤にした持続可能な社会の発展を目指しています。今後の展開に注目が集まります。私たちは、革新的な企業が社会貢献を果たすことを支援し、新たなビジネスチャンスを生み出していきたいと考えています。
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