女性と零細企業を支えるマイクロファイナンス
ビー・インフォマティカ株式会社は、マレーシアにおいて女性起業家や零細企業向けの金融サービス「ENTREBITION」を提供しています。これは、伝統的な金融機関が行う厳格な審査を排除した新たなデジタル貸金プラットフォームです。本プラットフォームは、統計心理学を活用した独自の信用スコア診断を基に、瞬時に融資をおこなうことが可能です。
現在、女性起業家や零細企業がビジネスをスタートするには、信用の不足や保証人の存在が大きな障壁となっています。そこで「ENTREBITION」では、申込者の意思決定の過程や責任感をスコア化することで、他の金融機関に替わる迅速な審査と融資を実現しました。このようにして、より多くの人々がビジネスを開始しやすくなる環境を整えようとしています。
クラウドファンディング実施の背景
2022年5月6日より、ビー・インフォマティカは「FUNDINNO」を通じて株式投資型クラウドファンディングを開始しました。募集額は2,799万円を予定しており、今回は資本力の強化を図る目的で実施されます。募集期間は2022年5月12日から5月18日となっており、投資家にとっても新たなチャンスを提供するものです。この資金調達により、さらなる貸付実績の拡大や、金融リテラシー向上のためのセミナーやメンタリングサービスの提供が計画されています。
プラットフォームの特性
「ENTREBITION」では、オンラインでの手続きを主要としており、申込者が手軽にアクセスできるシステムが構築されています。このシステムは、特に融資対象を零細企業に広げながらも、借入金の返済リスクを抑える工夫が施されています。また、困難な状況に置かれた際の事業継続の見通しや、そのストレス耐性を評価する要素も新たに組み込まれています。これにより、より一層の公平性と信頼性を持つ金融サービスを提供しようとしています。
今後の展望
ビー・インフォマティカは、将来的にはマレーシア全土にとどまらず、他国への展開も視野に入れています。そのためにデジタルライセンスの取得を進めており、対面なしでの総合的な貸金ビジネスのオンライン展開を目指しています。さらに、代表がバングラデシュでフィンテック事業の経験を持っているため、特に人口が多いインド市場への進出も計画しています。
会社概要
ビー・インフォマティカ株式会社は、2020年11月に設立され、東京都墨田区に本社を構えています。代表の稲田史子が企業のビジョンを牽引し、今後の成長ポイントや新たな金融サービスの提供に向けて日々取り組んでいます。
公式サイトは
こちら です。本プロジェクトの詳細については、
こちらのリンクからご覧いただけます。