Yspaceがルクセンブルクで発表
2019-05-20 15:30:03
Yspaceがルクセンブルクのテックイベントで月面探査の未来を提案
Yspaceが挑む月面探査の未来
合同会社Yspaceが、ルクセンブルク大公国で行われたICT SPRING EUROPE 2019に出場しました。これは、2019年5月21日と22日に開催されたルクセンブルク最大のテックイベントで、世界各国から5000名以上が集まる大規模なイベントです。このイベントでは、AI、機械学習、ビッグデータなど多岐にわたるテーマが扱われ、Yspaceは特に「月面資源探査」という興味深いテーマに焦点を当てました。
Yspaceの共同代表である川﨑吾一がピッチコンテストの決勝において、月面資源探査を支援する革新的なXR(拡張現実)マッピング技術と、そのビジネスの応用についてプレゼンテーションを行いました。月面探査は今後の宇宙開発において重要な課題となるため、この技術は非常に期待されています。
XR技術と月面都市の未来
さらに、Yspaceは5月21日と22日、ICT SPRING当日のブース出展を通して、未来の月面都市をVRで展示しました。この展示は、月面探査のミッション最適化やコスト削減を目的とし、VR技術を活用した都市設計や探査シミュレーションシステムがどのように未来の宇宙開発に貢献するのかを示すものです。これにより、参加者は月面探査の具体的なビジョンを体感することができました。
ICT SPRING EUROPE 2019の概要
ICT SPRING EUROPE 2019は、ルクセンブルクの経済振興に貢献し、先進的なテクノロジーに関心を寄せる専門家や企業が集まる場です。ルクセンブルクの首相や財務大臣をはじめとする重要な人物や注目のスタートアップが参加し、フィンテック、AI、宇宙など多岐にわたるテーマについて講演が行われました。
このイベントは、世界におけるルクセンブルクのテクノロジーの中心地としての地位を確立するための重要な機会となっています。
ルクセンブルクの宇宙政策
さらに、ルクセンブルク政府は2016年に「SpaceResources.lu」計画を発表しました。この計画は、月や小惑星の資源を商業利用するための宇宙資源開発支援の枠組みであり、ルクセンブルクを欧州の宇宙資源探査のハブとして位置づけることを目指しています。政府は宇宙ファンドを設立し、宇宙ベンチャー企業と連携して、国内の宇宙ビジネスを推進しています。
Yspaceは、航空宇宙工学やロボット工学を駆使し、宇宙に関する広告、教育、エンターテインメントなど多様な分野で「新しい」体験を提供しています。今回のルクセンブルクでの発表を契機に、さらに多くの人々に宇宙探査への関心を向けてほしいと考えています。
会社情報
- 会社名
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株式会社Yspace
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3丁目2-3 帝都青山ビル5F goodoffice内
- 電話番号
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