令和6年度の過疎地域持続的発展優良事例表彰が、総務省と一般社団法人全国過疎地域連盟によって発表されました。過疎地域の振興を目的としたこの表彰では、特に優れた取り組みが評価され、選ばれた団体は今後の地域活動のモデルとなることが期待されています。表彰式は10月24日(木)に山梨県で開催される「全国過疎問題シンポジウム2024 in やまなし」にて行われる予定です。
総務大臣賞の受賞者
今年度の総務大臣賞を受賞したのは、以下の団体です:
従来の地域活性化を超え、持続的な発展を意識した活動を展開している法人。地域住民の意見を尊重しつつ、柔軟なプロジェクトを進行しています。
- - 集落活動センターゆすはら連絡協議会(高知県梼原町)
地域資源を活用して新たな価値を創造することを目的に地域住民が中心となって運営する団体。文化、産業、自然環境を融合させたアプローチが評価されました。
地域の魅力を伝えるためのイベント開催や、地域資源の利用促進に力を入れ、地域の結束を図る取り組みを行っています。
- - 一般社団法人 E'more秋名(鹿児島県龍郷町)
地域の交流の場を提供し、移住者と住民を繋ぐ様々なイベントを開催。地域おこしのノウハウを伝えることにも力を注いでいます。
全国過疎地域連盟会長賞の受賞者
続いて、全国過疎地域連盟会長賞には次の団体が選ばれました:
若い世代を対象にした取り組みで、地域の未来を見据えた子供たちの教育を支援しています。
歴史的な街道の魅力を再発見し、観光資源としての活用を進めている団体。
- - 北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会(山梨県北杜市)
環境保護と地域振興を両立させる活動を行い、持続可能な地域づくりを進めています。
定住者を増やすための施策を講じ、地域への愛着を育む取り組みを展開しています。
地域特有の文化や産業の振興を通じて、地域の魅力を高める活動をしています。
このように、各受賞団体はその地域の特性を生かしながら、さまざまな取り組みを進めています。今後もこれらの団体が地域の振興に寄与し、その成果が全国に広がっていくことを期待します。