GO Chargeがe-Mobility Powerと提携
GO株式会社が提供するEV充電サービス『GO Charge』は、株式会社e-Mobility Powerとの利用契約を締結しました。この提携により、法人ユーザーは2024年秋頃から全国に設置されている約9000口の急速充電器を、一本の充電カードを使って利用することができるようになります。
新しい充電の形
『GO Charge』は、2024年7月から法人向けにサービスを開始し、全国での利用を目指しています。このサービスを利用することで、ユーザーは充電スポットに向かい、選択した急速充電器で充電を行い、そのまま決済を完了することができます。これまでの充電スポットの選択肢が大幅に増え、利便性が向上します。また、全国に約13,000口の普通充電器も同時に利用可能となり、利用者の選択肢はさらに広がります。
この提携は、脱炭素化が進む現在の時代背景において、特に法人車両のEV化を促進するための重要なステップです。日本政府の2050年までの脱炭素社会の実現に向けて、より多くの企業がEVを導入することが期待されています。
社会全体の脱炭素化を目指して
特に注意が必要なのは、都市部での「充電渋滞」の発生です。多くの企業が駐車場内に充電器を設置できない中で、充電スポットの不足が問題化しています。このたびの提携により、GO Chargeは法人車両ユーザーに対し、充電器の利用から決済までをワンストップで提供することで、充電環境の改善に寄与することを目指しています。
各種充電サービスの進展
GO Chargeが展開する充電スポットは、再生可能エネルギー100%(RE100)を利用しており、これにより環境への負担を軽減します。充電器は出力100kWで、10分間で約100km相当の充電が可能です。2024年には個人向けのサービスも開始し、さらに多くのユーザーに再生可能エネルギーを詰め込んだ充電サービスの提供が期待されます。
今後の展望
GOは、今後もオートリース業界の主要企業と提携し、法人車両全体のEV導入を加速する取り組みを進めます。自社土地での基礎充電利用を目的としたサービスの提供も行っており、企業ごとのニーズに応じた充電サービスを展開することで、EV利用の敷居を低くし、環境保護に貢献します。これからもGOは、「移動で人を幸せに」という理念に基づき、時代に即したサービスを提供していきます。