Green Carbonの展望
2025-07-16 10:35:07

Green Carbon、ASEAN最大のエネルギー展示会で新たなバイオ炭ソリューションを発表

Green Carbon、ASEW 2025でバイオ炭の未来を語る



Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤)は、2025年7月2日から4日までタイ・バンコクで開催されたASEAN最大級の再生可能エネルギー展示会「ASEW 2025」において、バイオ炭セミナー、及びブース出展を行いました。本イベントは、再生可能エネルギーや脱炭素技術に関心がある企業と研究者が集まる重要な機会となりました。

ASEW 2025の概要


ASEW 2025は、アジアにおける再生可能エネルギーやエネルギー効率についての重要な展示会です。約1500社が出展し、約28,000人の来場者を迎えたこのイベントは、国際的な技術交流の場として機能しました。

展示会の中で、Green Carbonは特別招待され、専門セミナー「Biochar Success Case & Business Matching」において、東南アジアにおけるバイオ炭の実績について発表しました。このセミナーは、バイオ炭の利用法やビジネスマッチングを目的としたものです。

Green Carbonの取り組み


Green Carbonは、自然由来のカーボンクレジットを創出し、販売する事業を展開しています。その中で、森林保全や水田、マングローブの植林、牛のゲップ削減といった多岐にわたるプロジェクトを運営しています。特にタイにおいては、AWD(間断灌漑)の技術を通じ、持続可能な農業を促進し、同時にカーボンクレジット市場の活性化を目指しています。

タイ北部のカムペーンペット県における水田のAWD導入プロジェクトは、タイ政府が推進する「Premium T-VER」の制度において、日本企業として初の公式プロジェクトとしてリスト化され、その意義の大きさが注目されています。

展示会での講演内容


Green Carbonが登壇したセミナーでは、次のトピックが取り上げられました。

1. カーボンクレジットの市場動向
各種制度(JCM、VCSなど)の仕組みや、企業の調達動向についての解説が行われました。

2. バイオ炭の価格と優位性
バイオ炭のクレジットは高価格で取引される現状が説明され、国際市場での期待が語られました。

3. 国際展開事例の紹介
インドやフィリピンなどでの展開や、タイでのMOU締結の成果について説明されました。

4. AWD水田プロジェクト
水田でのメタン排出削減に貢献するAWDとバイオ炭の相乗効果について提案しました。

今後の展望


Green Carbonは現在、タイ現地法人の「設立」に向けて活動を進めています。農業分野でのAWD技術導入を軸にしたプロジェクトは、農家の所得向上にも寄与することが期待されています。また、タイ政府の気候変動対策にも貢献し、地域経済の強化と脱炭素を両立させるモデルを構築する予定です。

更に、ゴム業界との相互協力を強化し、農業残渣を利用したバイオ炭プロジェクトの展開を進めていく考えです。最終的には、アジアを代表するカーボン削減のモデルとなることを目指しています。

今後もGreen Carbonの取り組みに注目していきたいと思います。さらに詳しい情報は公式サイトをぜひ訪れてみてください。
Green Carbon公式サイト


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会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA 607
電話番号
080-7307-8597

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