強羅環翠楼の魅力
2018-11-07 16:00:22

大正時代の風情が息づく箱根の老舗旅館「和カフェ 強羅環翠楼」

大正時代の風情が宿る強羅環翠楼



箱根に位置する「強羅環翠楼」は、旧三菱財閥の一員である岩崎家から受け継がれた別荘で、1949年から旅館として多くの人々に親しまれています。約5,000㎡の広大な敷地内には、趣の異なる14の客室と美しい日本庭園が広がり、四季折々の風情を楽しむことができます。

限定オープンの「和カフェ」



その強羅環翠楼が新たに「和カフェ 強羅環翠楼」を期間限定でオープンしました。このカフェでは、料理長が厳選した海老芋を使用した和菓子と、心安らぐ抹茶をセットで楽しむことができます。特に、11月中旬から下旬にかけては、周囲の庭園が紅葉の美しい色に染まり、その景色を眺めながらのひとときは格別です。

こだわりの和菓子メニュー



「和カフェ」では、店内の日本庭園に面したお食事処で、2種類の和菓子(各1,500円・税込)と抹茶のセットが楽しめます。次のようなメニューが用意されています。

1. 欅(けやき):海老芋煮揚げと海老芋入あずき羊羹が特徴。
- 海老芋煮揚げ: かつおや昆布、めじ節を合わせた煮物に小麦粉を軽くつけて揚げ、きな粉をかけてお好みで甘さを調整可能。
- 海老芋入あずき羊羹: 生あずきを丁寧に煮上げ、海老芋と絶妙に組み合わせた羊羹です。

2. 楓(かえで):海老芋饅頭と上品な葛餅も楽しめます。
- 海老芋饅頭の黒ゴマ掛け: 蒸した海老芋とあずきを包み、甘さ控えめの黒ゴマペーストを添えています。
- 葛餅: 吉野葛を使用し、上品で滑らかな一口を提供します。

抹茶の代わりにコーヒーや紅茶にも変更可能です。

豊かな歴史を感じる空間



強羅環翠楼は、もともと三菱会社の初代社長岩崎弥太郎の三男、岩崎康弥によって建てられた別荘です。その後、1955年には昭和天皇・皇后両陛下も宿泊されました。ここには、当時の面影を残す松の間や晴旭の間が現存し、来訪者に昔の風情を感じさせています。文豪たちも訪れ、温泉に名を与えるなどの逸話が語り継がれています。

日本庭園の魅力



強羅環翠楼の庭園は、春夏秋冬それぞれに違った表情を楽しむことができ、特に秋の紅葉の季節には圧巻の美しさを見せてくれます。季節の変化の中で、自然と一体に感じながらのんびりとした時間を過ごすことができるのは、この場所ならではの特権です。

秋冬特別プラン



さらに、秋冬限定の特別宿泊プランも用意されており、源泉掛け流しの温泉に浸かりながら、厳選された食材を使った会席料理を楽しむことができます。新鮮な地元の食材を使用した料理は、旅行の思い出をより特別なものにしてくれるはずです。

アクセス



強羅環翠楼へのアクセスは、箱根登山鉄道の強羅駅から徒歩約3分。また、車でお越しの場合は、小田原箱根道路の山崎ICから約15kmの距離です。

古き良き日本の姿を感じられる強羅環翠楼で、紅葉とおいしさあふれる特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。心からのおもてなしと特別な景色が、あなたを待っています。

会社情報

会社名
株式会社強羅環翠楼
住所
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
電話番号
0460-82-3141

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