コリアーズが発表した2026年のアジア太平洋地域不動産投資動向
コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社は、2026年のアジア太平洋地域(APAC)における不動産投資市場の動向を詳しく分析したレポート「アジア太平洋地域 インベストメント インサイト| 2026年3月」を発表しました。このレポートでは、市場見通しの改善や金利、インフレの安定化を背景に、APAC不動産投資市場の再活性化の動きについて概観しています。
APAC投資市場の広範な回復
2025年におけるAPACの不動産投資総額は1,620億米ドルとなり、前年対比で8%の増加を達成しました。特に、下半期には873億米ドルの投資額が記録され、前年比11%の増加が確認されています。韓国、日本、シンガポールがこの投資の主な推進力となっており、特にシンガポールやインドでは著しい成長率が見られました。
セクター別の投資動向
セクター別に見ると、オフィスが36%と最も大きな割合を占めており、APAC地域での中核的アセットクラスを維持しています。一方で、オルタナティブセクターは前年比で191%の高成長を記録しており、これは機関投資家の多様化する投資ニーズを反映しています。また、商業施設への投資も回復傾向にあり、消費者の信頼感の改善によって投資モメンタムが加速している状況です。
国内投資家の存在感
2025年においては、国内資本がAPAC不動産市場の主要な担い手となり、市場の安定性を保っています。さらに、価格調整が進む中で、シンガポール、香港、インドなどのゲートウェイ市場においては、クロスボーダー投資も健全な水準を維持しており、投資家信頼の回復を示す重要な指標となっています。
2026年の見通し
2026年には、金利とインフレが安定化し、ファイナンス環境が改善される中で、APAC全体の投資センチメントがさらに向上する見込みです。国内資本が依然として投資の中心となる一方で、オフショア投資の緩やかな回復も期待され、コアおよびオルタナティブを含む幅広いセクターでの取引活動が着実に回復する見込みです。
コリアーズの役割
コリアーズは、事業用不動産サービスやエンジニアリングコンサルティング、投資運用を専門とする世界的なプロフェッショナルサービス会社です。70カ国以上で展開し、24,000人以上の専門家がクライアントに卓越したサービスを提供しています。米ナスダックおよびトロント証券取引所に上場しており、年間収益は55億ドルに達し、運用資産も1,080億ドルに上ります。
コリアーズ・ジャパンは東京と大阪に拠点を構え、国内外の投資家やオーナー向けに多様なサービスを提供しています。最新の詳細情報は、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認できます。レポート「アジア太平洋地域 インベストメント インサイト| 2026年3月」は、公式リンクからダウンロード可能です。