新たなステージへ向かうDiver-X
Diver-X Inc.(本社:東京都千代田区)は、2026年7月1日より社名を「Melt Interface Technologies, Inc.」に変更することを発表しました。この変更は、同社が持つ技術の進化を示す重要なステップであり、今後のビジネス展開に大きく寄与するものです。
企業名変更の背景
Diver-Xは、設立以来、XR(拡張現実)やロボティクス分野の周辺機器メーカーとして広く認識されてきました。特に、最初の製品である「ContactGlove」は、人間の体の動きと指先の感覚をデジタル世界につなぐインターフェースとして、多くのユーザーに支持されています。このデバイスは、VRChatなどの消費者向けVRプラットフォームで利用されるだけでなく、ロボティクスや製造業でもその応用が広がっています。
新たなブランド、「Contact®」
社名変更とともに、これらの事業は「Contact®」「Melt Interface」「Solutions」の3つの部門に再編成され、共通の軸である「Human-technology interface」に基づいて運営されます。「Contact®」部門では、XRおよびロボティクス向けのインターフェース製品を提供し、「Melt Interface」は日常生活向けの一般的なインターフェースを扱います。「Solutions」部門では、B2Bの契約開発を行います。
これにより、同社はこれまで個別に運営されていたビジネスを一元化し、より明確に技術的アイデンティティを示すことができます。
「Melt Interface Technologies」の意義
新名称「Melt Interface Technologies」は、同社の事業の本質を表現しています。
- - Melt:人間と技術を隔てる境界を解消し、意識的な操作を不要にする自然な体験を創出するという理念。
- - Interface:グローブやマウスなどの個別製品ではなく、接続ポイント自体の設計が同社の中核的能力であることを示す。
- - Technologies:Contact®、Melt Interface、Solutionsという3つのビジネスを統合し、複数の技術領域を一つに束ねる企業であることを強調。
新たなビジネス構造
新たな社名のもと、同社は核心的なインターフェース技術を異なるタッチポイントで展開していきます。各部門は同じ技術基盤に基づきながら、それぞれ異なる役割を果たします。
Contact®(XRおよびロボティクスインターフェース事業)
この部門は、XRおよびロボティクスドメイン向けのインターフェースを担当しています。ContactGloveは、VRChatなどの消費者向けVRプラットフォームで自然な手の表現を可能にし、産業応用でも利用されています。この部門は、個別デバイスの提供にとどまらず、人間と技術の間の「インプット」を設計し、そこから派生する価値を次のサービスやソリューションにつなげています。
Melt Interface(一般用インターフェース事業)
この部門では、MeltMouseなどの日常生活に根ざした一般的なインターフェースを扱います。産業分野で培ったインターフェース設計技術を消費者製品で展開し、社会全般に意識的な操作を不要とする自然な体験を提供していきます。
Solutions(B2Bソリューション事業)
これまでの技術を基にして、契約開発や委託開発を行います。Contact®およびMelt Interfaceで蓄積した知識を用いて、各企業のビジネス課題に応じたインターフェースを提供し、製品だけでなくデザイン能力そのものをサポートします。
パートナーシップと協力
同社は複数のパートナー企業との資本提携や共同開発にも取り組んでおり、産業および消費者分野での技術の実用化を加速させる方針です。
将来の展望
今後、同社は3つのビジネスを通じてインターフェース技術の適用領域を拡大し、人間と技術との新しい関係を社会に提供することを目指します。この社名変更は、その長期的なビジョンに向けた重要なマイルストーンとなります。
会社概要(2026年7月1日より)