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ジャスミー株式会社が提供する新たなIoTソリューション

ジャスミー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：安藤國威）は、2017年4月7日、最先端のIoT機器向けに設計された4GLTE-Androidシングルボードコンピュータのサンプル提供を進めることを発表しました。このボードコンピュータの核心をなす通信モジュール（型名：JCB0001）は、電波法および電気通信事業法の認証を取得済みで、日本国内においてLTE（B1,B3,B8,B19）、WCDMA（B1,B5,B6,B8,B19）、Wi-Fi（802.11a/b/g/n）、Bluetooth4.2の通信をサポートしています。

新たな一歩: JCB0001通信モジュール

この通信モジュールは、LTEやWi-Fiなど、さまざまな無線通信技術に対応した一体型ソリューションを提供します。これにより、IoTシステムの構築に必要な機能がオールインワン化され、小型化や開発期間の短縮、さらにはコストの削減が期待できるのです。特に、BOQRS社との共同開発により実現した点が、このモジュールの大きな魅力といえるでしょう。

CEATECでのビジュアルプレゼンテーション

昨年10月に開催されたCEATECでは、この4GLTE-Androidシングルボードコンピュータのプロトタイプが展示され、多くの関心を集めました。来場者からは、その使いやすさや性能について高い評価が寄せられ、今後の市場導入に対しても期待が寄せられています。ジャスミーは今後、この通信モジュールおよび関連サービスの開発を、日本の企業に広く展開していく方針です。

主要な仕様とサンプル提供について

このシングルボードコンピュータは、Qualcomm Snapdragon MSM8909をチップセットに搭載し、2GBのLPDDRメモリと16GBのeMMCストレージを備えています。OSにはAndroid 6.xを使用しており、機能的にも十分な性能を発揮します。さらに、通信インターフェースとして、LAN(RJ45)、USB、HDMIなどを搭載しており、様々な用途に応じた対応が可能です。

サンプル提供は2017年7月を予定しており、価格は30,000円（税別）です。興味のある企業や開発者向けに、問い合わせ先としてジャスミー株式会社の専用メールアドレスが提供されています。新しいIoTソリューションの実現に向けて、期待が高まります。

企業背景と今後の展望

ジャスミーはこれまでもIoT関連の技術開発に注力しており、今後はこの新しい4GLTE-Androidシングルボードコンピュータを核とした拡張的なIoTサービスも市場に提供予定です。流通市場での競争力が高まる中、新たなテクノロジーへの取り組みと顧客ニーズに応える姿勢を貫き、未来のIoTエコシステムの構築に寄与していくとしています。果たして、この新しいソリューションが日本国内のIoT市場にどのような影響をもたらすのか、注目されます。

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