千葉商科大学が開催するウェルビーイング研究シンポジウムの魅力を探る

千葉商科大学のウェルビーイング研究シンポジウム

千葉商科大学人間社会学部は、9月19日（金）に「問いとしてのウェルビーイング～人・社会・自然の観点から考える～」というテーマでシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、ウェルビーイングという概念が持つ多様な側面を考察し、我々の生活や社会全体における意味合いを探求する機会が提供されます。

ウェルビーイングの重要性

近年、多くの人々が「ウェルビーイング」という言葉に注目していますが、それは単なる「健康」や「幸福」といった一般的な意味合いを超えた包括的な概念です。文化や価値観、時代背景など、さまざまな社会的および歴史的文脈を考慮することで初めて理解されるべきものとされています。そのため、常に問い続け、深めていくことが不可欠です。

シンポジウムの内容

本シンポジウムでは、人・社会・自然という観点から、ウェルビーイングに影響を与える制度や慣習のもたらす不平等や環境問題を追求します。参加者は、サステナビリティやケイパビリティのような関連概念を通じて、ウェルビーイングの理解を深めることができます。

プログラム詳細

シンポジウムは、市川キャンパス本館7階の大会議場で、13:30から始まります。この場で、次のプログラムが行われます。

- 基調報告（13:45～14:30）: 「人・社会・自然のウェルビーイングー構造的暴力を補助線として」

講師: 荒川敏彦、伊藤康、権永詞（人間社会学部教授）

- 招待講演（14:30～15:30）: 「持続可能な発展とウェルビーイング」

講師: 諸富徹（京都大学公共政策大学院教授）

- 特別講演（15:30～15:45）: 「サステナビリティと共鳴する価値観の再構築〜ウェルビーイングを未来につなぐために〜」

講師: 今津秀紀（SustainWell Imazu代表）

- パネルディスカッション（15:45～16:45）: 諸富氏、今津氏を交え、ウェルビーイングに関する深い議論が行われます。

- 交流会（17:10～18:10）: シンポジウム参加者同士の意見交換が行われます。

参加者の募集

このシンポジウムは、学術関係者やウェルビーイング、サステナビリティに関心を持つ実務家の方々に特におすすめです。入退場は自由であり、興味のある方はぜひご参加ください。

詳細は、千葉商科大学の公式ウェブサイトにて確認できます。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。このシンポジウムを通じて、多様な視点からウェルビーイングについて考察し、持続可能な未来について共に議論する貴重な機会となることでしょう。