企業のAIトランスフォーメーション加速
BIPROGYは、サーバーワークスとG-genとの間で業務提携契約を結び、企業のAIトランスフォーメーションを加速させる取り組みを開始しました。この提携は、両社が持つクラウドとAIに関する専門性を生かし、企業における業務変革を支援することを目的としています。
提携の背景と目的
現在、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、AIを業務に取り入れ、持続的な成果を上げることが強く求められています。クラウド化や業務のモダナイゼーションが進む一方で、AIを業務全体に統合していくことが重要です。
この提携によって、BIPROGYは、業務の知見を活かしながらサーバーワークスのAWSに関する専門性やG-genのGoogle Cloudに関するスキルを持ち寄り、AI活用の構想から業務への適用、ガバナンス、運用、そして組織への定着を包括的に支援します。
多様な生成AIモデルの活用
提携の一環として、様々な生成AIモデルやサービスを活用した業務変革の支援が行われます。AIを用いて業務の効率向上だけでなく、自社の業務課題やデータを考慮して、意思決定を含めたプロセス全体にAIを組み込むことが求められています。
たとえば、リテール業界では「Foresight Data Spark」のコンセプトに基づき、データ解析基盤や分析サービスを強化し、販促活動や商品施策の向上を目指しています。フィールドワーク分野においては、生成AIとマルチモーダルデータを統合した新たなプラットフォーム「BRaVS」を活用し、現場業務を高度化させる取り組みが行われます。
ガバナンスとマネージド運用の重要性
複雑なクラウド環境下でのAI活用には、ガバナンスとセキュリティを含む、統一的な運用管理が不可欠です。この提携により、マルチクラウド環境における運用支援が行われ、顧客がAIを継続的に業務に取り込めるような基盤作りが進められます。
BIPROGYは、マネージドサービスブランド「GASSAI」配下で、詳細な運用ノウハウと監視体制を整え、AWSへのSOCサービスを利用しながら、顧客の運用品質とセキュリティ確保を目指しています。
組織への定着とAICoEの支援
AI活用が組織全体に広がるためには、利用ルールや体制構築、人材育成が不可欠です。AIの急速な進化に対応しながら、業務に新技術やサービスを導入するための知見を深める必要があります。この提携では、AI活用の推進体制やガイドラインの整備をご支援し、顧客が自律的にAI技術を活用できる土台を築くことに注力しています。
将来的な展開
今後、BIPROGYはサーバーワークス及びG-genとの提携を活かし、マルチクラウドと生成AIモデルへの対応力を一層強化します。お客様のニーズに応じ、継続的な業務変革を促進する新たなビジネスモデルを開発し、クラウドビジネスの成長を目指す方針です。2030年までにクラウドビジネスの売上高300億円を実現することを掲げています。
この提携は、企業のAIトランスフォーメーションにおいて、今後の業務変革を支える重要なステップとして位置づけられています。