渋谷レックスオフィスが日経ニューオフィス賞を受賞！新たなオフィスの舞台裏に迫る

渋谷レックスオフィスが日経ニューオフィス賞を受賞

渋谷レックスのオフィスが、日経ニューオフィス賞を受賞したことが発表されました。この賞は日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が共同で主催するもので、先進的なオフィスづくりを評価するものです。この度、渋谷レックスが受賞した「渋谷レックスオフィス1階」は、2022年11月7日から新たにリニューアルされた空間です。

受賞式は2023年9月22日に仙台市内で行われ、審査委員長からは中小企業の模範となるような試みとして高い評価を受けました。これにより、渋谷レックスの取り組みは一層注目を集めています。

オフィスリニューアルの背景

渋谷レックスは1951年に創業し、福島県を拠点にお菓子の卸売業を展開してきました。創業70年以上の歴史を持つ同社は、卸売業だけでなく、店舗運営、商品企画、海外市場への挑戦、EC事業など多角的な事業展開にも力を入れています。これらの活動を通じて、変化に適応するための努力が続けられてきました。

特に今回のプロジェクトの核となるのは「チャレンジする風土の継承」です。このコンセプトは、社員が自由に挑戦し、自らの成長を促す環境の創出を目指しています。このリニューアルは、ただのスペース更新ではなく、社員の働きに良い影響を与える仕組みづくりを意味しています。

皆でつくりあげたオフィス

オフィスのリニューアルにあたって、全メンバーで3回のワークショップが行われました。このプロセスでは、リニューアルの目的や未来の働き方を話し合うことによって、プロジェクトを「自分ごと」として捉える機会となりました。オフィスの壁には社員全員でステンシルを施し、想いを込めることでも一体感を醸成しました。

オフィスのポイント

新オフィスのコンセプトは、「小さな成功体験を積み重ね、大きなジャンプにつながるオフィス」です。具体的には、以下の3つのゾーニングに分かれています。

1. HOP: 日常が活気づく仕掛けを提供し、会話や雑談を生み出す土台です。
2. STEP: チャレンジに向けて準備や練習ができる一体感あふれる場所。
3. JUMP: 大きな挑戦を通じて変化と成長を体感できるような環境です。

プロジェクト担当者の声

渋谷レックス経営企画部の渡辺麻友主任は、「新オフィスでは自然に他部署との会話が生まれる環境が生まれました。会社全員が自主的に新しいことに取り組んでいる様子が見られ、これからも改善点を取り入れながらより良い環境を築きたいと考えています」と語っています。プロジェクト立ち上げから関わっていた秡川奈々さんも、「社内の雰囲気がさらに良くなり、共に成長していくことができる空間が重要です」と意欲を示しています。