出生前検査シンポジウム
2023-03-01 11:30:01

妊婦と子どもを支える出生前検査シンポジウムのご案内

出生前検査と妊婦支援シンポジウムの開催案内



2023年3月25日(土)、東京・大手町プレイスカンファレンスセンターにおいて、シンポジウム「みんなで話そう!出生前検査のこと」が開催されます。このイベントでは、出生前検査に関連する様々な問題を取り上げ、知識や情報の共有を図ることを目的としています。特に、非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)などの出生前検査に対する理解を深め、専門家による十分なサポート体制を整える重要性が強調されます。

近年、出生前検査の普及が進む一方で、医療機関によっては十分な支援が行われていないケースも見受けられます。妊娠や出産について不安や悩みを抱える人々が多い中、出生前検査の認証制度が設けられ、374の医療機関が認証されていることは、一つの希望と言えるでしょう。シンポジウムでは、妊婦や子供を支える医療従事者や自治体関係者の方々が情報を発信し、支援活動に取り組む様々な団体の経験談も聴くことができます。

シンポジウムのプログラムは充実しており、まず、講演として専門家が出生前検査の意義や認証施設に関する情報を解説します。長崎大学の三浦 清徳氏が登壇し、検査の目的や安全性、認証施設の役割について詳しく説明します。その後、北九州市からは堀 優子氏が、包括的な妊婦支援の重要性について話します。妊婦に対する支援体制が確立されることで、より安心して出産に臨むことができるでしょう。

後半にはトークセッションが行われ、実際に出生前検査を受検された方の体験談を交えた意見交換が行われます。元アルペンスキー日本代表の須貝 未里氏は、自身の体験を基に出生前検査の必要性やその後の生活について語ります。また、兵庫医科大学病院の澤井 英明氏や、支援団体「親子の未来を支える会」の水戸川 真由美氏が、相談窓口の役割や当事者の悩みについても触れます。

さらに、障がいのある方の育児や生活についてのトークセッションもあります。俳優の奥山 佳恵氏やNHK報道番組センターの植村 優香氏が、障がい者支援の大切さについて意見を交換し、参加者にとって有意義な時間となるでしょう。小児科医の瀬戸 俊之氏や、発達支援に力を入れる北川 聡子氏も参加し、多角的な視点から障がい者支援についての知識を広めます。

このシンポジウムは、妊娠・出産に関する理解を深めるための貴重な機会です。参加は無料で、会場に足を運ぶことが難しい方のためにオンライン参加も可能です。申し込みは、指定のサイトから行うことができ、定員は100名の会場参加と1,000名のオンライン参加が用意されています。参加希望の方は、早めの申し込みが推奨されています。

妊婦や子供支援に関わるすべての方が一堂に会し、共に考え、意見を交わす貴重な時間を持つことができるこのシンポジウムに、ぜひ参加してください。

会社情報

会社名
株式会社MAコンベンションコンサルティング
住所
東京都千代田区麹町4-7麹町パークサイドビル402
電話番号
03-5275-1191

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