スポGOMI ワールドカップ 2025 大分STAGEの開催
2024年10月14日に大分県で行われたスポGOMIワールドカップ2025の大分STAGEでは、高校生チーム「鳴海最強」が圧倒的な成績で優勝を収めました。この大会は、スポーツと環境保護を融合させた新しい形のスポーツイベントで、参加者たちはごみ拾いを通じてポイントを競い合いました。
スポGOMIとは?
スポGOMIは、「スポーツ」と「ごみ拾い」を掛け合わせた活動で、3人1組のチームが決められたエリア内のごみを指定された時間内に収集し、その量で得られるポイントで順位を競う日本発のスポーツです。海洋ごみの削減への意識を高めることを目的とし、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」のもとで運営されています。
大会の概要
大分STAGEには、合計26チームが参加し、合計78人の若者たちがごみを拾う競争を繰り広げました。会場は大分放送本社周辺、つまり住宅や店舗、学校が立ち並ぶエリアで、小さなお子様連れのチームや企業有志のメンバーも参加するなど、多彩な顔ぶれが揃いました。スポGOMI甲子園2024大分県大会が午前中に行われ、大会のスタートを盛り上げました。
鳴海最強の優勝
この大会において、鳴海最強チームが拾い集めたごみの総量は15.25kgに達し、2429.2ポイントを取得し、準優勝チームに436.9ポイント差をつけて優勝を果たしました。また、大分STAGE全体で集められたごみの総量は127.39kgにも達し、参加者たちの環境への意識の高さがうかがえました。
「鳴海最強」チームは、昨年の大会で惜しくも2位でしたが、今年は1年間の活動の成果を実感したとコメント。特にたばこのポイ捨てが多かったため、拾ったごみの中ではたばこをメインに集めました。この成果を受けて、来年の東京大会に向けてもさらなる準備を進める意向を示しました。
スポーツと環境保護の融合
このスポGOMIの取り組みは、単なる競技を超え、地域社会の環境保護意識の向上にも繋がっています。スポGOMIは運動不足解消や地域貢献の新たな形を提案し、参加者たちは身体を動かしながら楽しんでごみを拾うことで、自然とリサイクルや環境意識が高まっています。
まとめ
スポGOMIワールドカップ2025大分STAGEは、環境問題への関心を高めつつ、新しいスポーツの形を提示した意義深いイベントでした。結果を受けた鳴海最強チームの意気込みのように、参加者たちが持続可能な未来に向けて行動する姿勢が、今後の大会でも期待されます。これからも、スポーツを通じた環境保護の輪を広げていくことで、多くの人々が参加しやすく、楽しい取り組みづくりが進められることを願います。