プロロジスが協賛する「HERALBONY Art Prize 2024」
プロロジスは、障害のあるアーティストを支援するための国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」にシルバースポンサーとして協賛しました。このコンペティションは、世界中のアーティストたちが自身のクリエイティビティを表現する場として開催され、特に知的障害のある作家に焦点を当てています。
プロロジスとヘラルボニーの関係
プロロジスは、物流不動産を所有・運営・開発するグローバル企業であり、特に何かを後押しすることを重要な使命として掲げています。日本本社は東京都千代田区に位置し、代表取締役会長兼CEOを務めるのは山田御酒氏です。
一方、ヘラルボニーは、障害者のアートを広め、新しい価値や文化を創出しようとする企業です。今回開催される「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28ヵ国から1,973点の作品が集まりました。
「プロロジスパーク盛岡」での取り組み
新たに竣工した「プロロジスパーク盛岡」では、内装にヘラルボニー社の契約アーティストのアート作品を取り入れています。特に岩手県出身のアーティストが描いた作品は、カフェテリアなどに展示されており、地域のアートシーンとのコラボレーションを図っています。エントランスの左手壁には、八重樫季良氏の素晴らしい作品が飾られています。
DEIBの推進
プロロジスの協賛決定には、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion&Belonging / 多様性・公平性・インクルージョン・帰属意識)を重視する企業理念が大きく寄与しています。ヘラルボニーの活動は、プロロジスが推進する社会貢献にも合致しており、障害のあるアーティストたちに活躍の場を提供することが双方の目指すところです。
展覧会の詳細
「HERALBONY Art Prize 2024」は、2024年8月10日から9月22日までの約1ヶ月間、三井住友銀行東館で開催されます。ここでは、58名の作家による全62作品が展示される予定で、グランプリや各部門賞の受賞作品も紹介されることから、多くの来場者が参加することが期待されています。入場は無料で、誰でもアートの魅力に触れることができます。
この展覧会は、障害のあるアーティストたちの作品を通じて、社会の多様性を理解する機会となるでしょう。また、プロロジスやヘラルボニーのような企業が支援に携わることで、アート界全体がよりインクルーシブになることを願ってやみません。