新感覚スポーツ観戦
2025-03-27 13:36:55

SHIN4NYと栃木SCが挑む新たなスポーツ観戦体験の創造

SHIN4NYと栃木SCが挑む新たなスポーツ観戦体験の創造



音楽やエンターテインメントの世界における最新技術がスポーツにも波及しています。SHIN4NY株式会社は、ヒトの音声を解析し、その感情を視覚化する「ボルテージ指数(R)」という音声解析テクノロジーを開発しました。この新しい技術が、栃木SCと連携して行う実証実験で、2025年3月30日に開催される「2025明治安田J3リーグ 第7節 栃木SC 対 栃木シティ戦」において、その実力を発揮することになります。

実証実験の内容とは?


実験は栃木SCのホームスタジアム、カンセキスタジアムとちぎで行われます。スタジアムの観客から集まった音声データを基に、リアルタイムで熱狂度を可視化。観客の声援がどれだけのエネルギーを生み出しているのかを0〜100ポイントのスケールでグラフィック表示します。この技術により、観客は自身の声援が試合にどのように影響を及ぼしているのかを実感することができます。加えて、選手たちにとっても、応援の盛り上がりは精神的パフォーマンスを向上させ、さらなる努力を促す要因となります。

「ボルテージ指数」の利点


この技術の最大の特長は、観客の声をデータとして分解し、その情熱や熱意をリアルタイムでフィードバックする点です。観客同士の連帯感や、選手とファンとの一体感を生むための大きな一歩と言えるでしょう。試合中に自分たちの応援が可視化されることで、観戦する楽しさが増し、また新しい形のスポーツ観戦体験を創出します。

栃木SCの役割


栃木SCは地域に密着したプロサッカークラブとして、スポーツの普及と地域活動にも力を入れる団体です。地元の若者を対象としたスポーツ教育やコミュニティ活動への貢献に尽力しています。今回の実証実験を通じて、クラブのファン層を拡大し、地域の活性化にも寄与することが期待されています。これにより、サッカー観戦が面白くなり、それに伴って栃木SCへの応援の輪が広がるでしょう。

SHIN4NY CEO 工藤春香氏の思い


SHIN4NYの代表取締役、工藤春香氏は、今回のプロジェクトを通じて「日常生活に『ちょっと、いいよね』『なんか、いいよね』という瞬間を増やしたい」と強く語ります。この技術は、ただスポーツ観戦だけでなく、様々な分野での応用が可能です。オンライン相談やモニタリング、さらには心のセルフチェックにも利用できる可能性があります。

特に工藤氏自身が宇都宮市出身ということで、この街での実験への思い入れは深いようです。「カンセキスタジアムは子供のころから親しんだ場所。地元のクラブとの協力をとても光栄に思っています」と語っています。

未来への展望


SHIN4NYは「ボルテージ指数」を通じて、さらに多くの人々がスタジアムでの応援に参加しやすい社会を目指しています。スポーツ観戦がもたらす熱気や楽しさを視覚的に体験するこの新しい試みは、観客を巻き込む新たなエンターテインメントの可能性を秘めています。

今後の実証実験が成功を収め、技術のさらなる進化が期待されます。舞台は整い、注目の試合はすぐそこです。観客たちの熱い声援が果たしてどれだけのエネルギーとして結実するのか、非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
SHIN4NY株式会社
住所
神奈川県小田原市栄町2-12-10
電話番号

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