伊豆半島の美しい風景が映し出される新たなプロジェクトが動き出しました。このプロジェクトは、外国人クリエイターの視点から伊豆の観光資源を捉えることを目的としています。特に、エミー賞を受賞した映画監督兼写真家のシビラ・パトリツィア氏が起用され、彼女の独特な視点で伊豆の魅力が表現されることが期待されています。
この取り組みは、(一社)美しい伊豆創造センターからの委託を受けて進められており、SNSを通じて伊豆の観光知名度を向上させることを狙っています。シビラ・パトリツィア氏は、オーストリア出身で現在東京を拠点に活動を行っており、豊かな経験を持ち、多言語でコミュニケーションが可能なクリエイターです。これまでに彼女はBBCやNetflix、adidasなど国際的なメディアやブランドと仕事をしてきました。
プロジェクトでは、伊豆の美しい風景を撮影するためにいくつかの場所が選ばれています。具体的には、伊豆白浜神社、河津七滝、わさび園かどや、堂ヶ島の遊覧船、竹林の小径、沖あがり食堂、大田子海岸の夕日、夜のペリーロードなど、伊豆ならではの風情を感じられるスポットが含まれています。撮影は2023年10月11日に行われる予定で、ここで撮影された動画や写真は4回の投稿形式でSNSに発信される予定です。このプロジェクトの成果物は、今後の伊豆観光のプロモーションに大いに寄与することが期待されています。
12月以降には(一社)美しい伊豆創造センターの公式InstagramやTwitter(X)で公開される予定です。SNSでの発信を通じて、海外からの観光客を誘致し、伊豆の素晴らしい観光資源を広く知らしめる狙いがあります。シビラ氏の撮影によるコンテンツは、彼女ならではの視点から切り取られた美しい伊豆の姿を披露することで、国内外の人々の興味を引きつけることができるに違いありません。
また、メディア関係者にもこのプロジェクトをサポートしてほしいとの呼びかけが行われています。取材希望者には関係者へのインタビューや撮影の様子が提供されるとされており、ぜひ多くの報道機関に注目してもらいたいです。伊豆の魅力を発信する新たな試みが、国内外でどのように受け入れられていくのか、今からその結果に注目が集まります。