Quora日本語版に新機能が追加
2018年6月5日、知識共有プラットフォーム「Quora(クォーラ)」の日本語版が新たに『質問受付機能』を開始しました。これにより、ユーザーは自ら設定したトピックについて質問を受け付け、専門的な知識を他の人と共有する機会が増えます。
Quoraは2010年に英語版をリリースして以来、世界中で成長し続けてきました。2016年には多言語でのサービスを開始し、昨年11月には日本語版を立ち上げました。その結果、日本語版の回答数は開始からわずか1年で5倍に達し、毎月約20%の成長を記録しています。
新たな知識共有の手段
今回追加された『質問受付機能』では、ユーザーは自由にトピックを設定し、他のユーザーから質問を受け付けることができます。受け取った質問の中から、ユーザーは自分が興味のあるものを選び、回答を投稿できる仕組みです。この機能により、知識の豊富なユーザーがより積極的に貢献できるようになります。
さらに、回答へのリクエスト数を確認できるため、他のユーザーがどの質問に興味を持っているかを把握することも可能です。
また、回答はQuoraの他の回答と同様に、インターネット上で永続的に保存され、いつでも参照できるという利点があります。
専門家の参加による多様性
現在、Quora日本語版にはさまざまな分野の専門家が参加しています。例えば、宇宙飛行士の野口聡一氏が「宇宙と宇宙飛行士」に関する質問を受付け、エジプト考古学者の河江肖剰氏は「古代エジプトのピラミッド」についての質問に答えます。また、東京都議会議員のおときた駿氏は「都政」についての質問を受け付ける予定です。
その他にも、AI研究者や経営学の専門家など、多岐にわたる参加者が予定されており、それぞれの分野での独自の知見を提供してくれるでしょう。
Quoraの成長とビジョン
Quoraの創業者であるアダム・ディアンジェロ氏は、「Quoraは全世界で月間2億人以上のユニークビジターを抱えるまでに成長しました。新しい機能の追加により、さらに多くの人に参加してもらい、知識を共有することができればと考えています」と語っています。これは、Quoraのミッションである「世界中の知識を共有し、広め深めること」に基づいています。
知識の蓄積と信頼性
Quoraでは、ありとあらゆるトピックについて質問し、その答えを得ることができます。質問は、自動的に適切な回答者に振り分けられ、その質は高く保たれています。ユーザーは実名での活動が求められ、信頼性の向上にも寄与しています。
利用者は、Quoraの方針に基づき、思いやりと敬意を持ってプラットフォームを活用することが求められています。スパムや他者の迷惑になる行為を排除するために、先進的な機械学習技術も導入されています。
Quora日本語版への新規登録は、
こちらのリンクまたはQuoraのモバイルアプリから可能です。これからもQuoraは、知識を共有し、より多くの人々に役立つ情報を提供し続けることでしょう。