i-PROがIoT機器セキュリティ評価の新基準を取得
i-PRO株式会社が、映像セキュリティ業界で初となる「JC-STAR」の適合ラベルを取得したことが発表されました。このJC-STARは、IoT機器に対するセキュリティ評価制度で、特に近年増加するサイバー攻撃から製品を守るための重要な基準となります。これにより、i-PROはさらなる信頼性を確立し、ユーザーに安心して利用できる環境を提供します。
JC-STAR制度の概要
2024年8月に経済産業省が発表した「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づき、JC-STAR制度は運用が始まりました。この制度は、IoT商品に備わるセキュリティ機能を評価し、その結果を可視化することを目的としています。現在は「★1」基準が設定されており、今後は段階的により高い評価基準も発表される見込みです。
i-PROは、このJC-STAR制度において139品目を取得しました。特に、最新のネットワークカメラが全てこの他社に先駆けて承認を受けたことは、業界全体における技術革新の先導的役割を果たすものです。
i-PROのサイバーセキュリティへの取り組み
i-PROは、製品とサービスをサイバー攻撃から守ることを最優先としています。そのために、各製品にはFIPS 140-2 Level3に認定されたデバイスと、GlobalSign®によるSSL通信が適用されています。これにより、i-PRO機器間の通信が厳重に保護され、ユーザーのデータが安全に保たれます。
さらに、セキュア拡張キットを利用することで、記録媒体に保存されたデータが暗号化され、万が一の盗難時でも情報漏洩を防ぐことができます。
今後の展望
i-PROは、セキュリティ性能の向上とともに、さらなる公的な認証取得の促進を進めていきます。これにより、顧客が安心して製品を選択できるようになり、各ユーザーに対するさらなる信頼を築いていく方針です。
「JC-STAR」制度に関する詳細は、IPAの公式ホームページでご確認いただけます。i-PROとしても、今後この制度を利用して製品の評価基準を積極的に満たし、開発を進めていく予定です。
i-PROは、国際的なサイバーセキュリティ規格に基づき、自社の製品を継続的に改善していくことで、業界リーダーとしての地位を確立しています。また、持続可能な技術の提供に努め、倫理的に責任を持ってAIを活用することで、良質な製品を生み出す努力を続けていきます。
まとめ
JC-STAR適合ラベルの取得は、i-PROが顧客に対してより強固なセキュリティを提供するための重要な一歩です。顧客が安心して利用できる安全な製品を提供するため、i-PROはこれからも技術の革新を追求し続けるでしょう。セキュリティ技術の進化を見逃せません。