伝統的なうなぎ料理の新たな魅力に迫る天神本店の新メニュー

伝統と創造が息づく「博多鰻屋藤う那天神本店」

福岡市で「藤う那」の名で親しまれるうなぎ専門店が、2025年2月26日に天神本店をオープンした。この新店舗では、博多店で定番の味を楽しめるだけでなく、ここでしか味わえない創造的な鰻料理も加わり、訪れる人々に新たな食体験を提供している。店内は格式高い西鉄グランドホテルの1階に位置し、高級感のある洗練された空間が広がっている。

ご紹介する定番メニュー

「藤う那」では、伝統的な鰻料理がしっかりと受け継がれている。以下は博多店から受け継いだ人気メニューの一部だ。

鰻せいろ蒸し

この料理は、厚焼き玉子やご飯と共に鰻の蒲焼きをせいろで蒸し上げたもの。4貫で4,200円(税込)というリーズナブルな価格で、特に佐賀県鹿島市の平飼いの卵を使用することで、濃厚な黄身のコクを引き出している。この“せいろ蒸し”には鰻そのものへのこだわりが見え隠れし、職人たちの技術が光っている。

鰻蒲焼き御膳

次にご紹介するのは、鰻の蒲焼きをメインにした御膳料理で、6,500円(税込)。季節の小鉢や香の物が添えられ、見た目にも美しい一品だ。昼夜問わず提供されるため、特別なディナーやビジネス利用にも適している。

天神本店限定の新メニュー

天神本店では、博多店のメニューを踏襲しながらも新たな魅力を引き出す独自の料理が揃っている。

鰻柳川鍋

1人前3,500円(税込)で楽しめるこの料理は、香ばしく焼き上げた鰻とごぼうを甘辛い割下で煮込み、卵でとじたもの。余韻の残る出汁のコクと鰻の香ばしさが絶妙に絡み合う。

鰻すっぽん鍋

もう一つの新たなメニューは、日本の伝統的な鍋料理を凌駕する贅沢さを誇る鰻すっぽん鍋で、4,500円(税込)で提供される。滋養豊かなスッポンが鰻と結びつき、体の芯から温まる至高の味わいを堪能できる。

鰻コロッケ

サクッとした食感のコロッケに、鰻の旨みを凝縮。900円(税込)という価格で手軽に贅沢を楽しむことができ、ビールや日本酒とも相性抜群だ。

くつろぎの空間で

「博多鰻屋藤う那天神本店」は、100席超の広々とした店内を持ち、カジュアルな一人ごはんからビジネスシーンまで、あらゆるニーズに応える多様な seating arrangements があります。女性や家族連れはもちろん、接待や記念日など、特別な日の食事にも最適と言える。ゆったりとした空間で、伝統の技と進化したメニューを心ゆくまで堪能できるのは、このお店ならではの魅力だ。

「藤う那」の新しい挑戦は、単なる食事を超えた、鰻の新たな可能性を感じさせるものである。必要以上の形式に捉われず、日常的な特別感を味わえる場所として、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。