GNSS会議での発表
2026-09-10 13:50:14

古野電気、ION GNSS+ 2026でLEO PNTの革新を発表

古野電気、ION GNSS+ 2026での発表に向けた意欲



古野電気株式会社は、2026年9月14日から18日までフロリダ州オーランドで開催される「ION GNSS+ 2026」に参加します。この国際会議は、衛星測位技術における世界最大級のイベントで、多くの国から研究者や企業の専門家が集まります。特に、9月18日には低軌道衛星を用いた測位技術「LEO PNT」に関する研究成果をXona Space Systems社と共同で発表する予定です。

GNSSとLEO PNTの違い



GNSS(全球測位衛星システム)による高精度測位では、位置の推定に時間がかかることがあります。この問題を解決するため、LEO PNTは低軌道衛星が迅速に移動し、地上からの衛星配置が短期間で変化する特性を最大限に活かす技術です。これにより、位置推定の誤差が収束する時間を大幅に短縮できる可能性があるのです。

実際の発表の内容



発表される講演の中では、古野電気の主任技師である高山洋史氏が登壇予定で、演題は「低軌道衛星の動的な可視性による位置推定の高速化に関する検討」です。研究では、LEO PNTがGNSSと比較して位置の推定精度を速やかに向上させる根拠を示します。数値シミュレーションによる解析から、LEO PNTが持つ収束時間の短縮効果は、GNSSに対して1/5から1/10の範囲となる可能性があることが示唆されています。

Xona Space Systemsとの協業



さらに、古野電気は2026年6月に日本国内で初めてXona Space Systems社の「Pulsar」衛星から送信された実信号の受信を確認しました。その後、7月にはGNSSスプーフィング試験環境下でもPulsar信号を安定的に受信できることが実証されました。これらの進展により、LEO PNTに関する技術的知見を広く発信し、今後の技術革新に向けた協業を強化していく方針です。

未来に向けた展望



古野電気は、地球の測位と時刻同期に関わるレジリエンスとセキュリティを向上させるためのソリューションを追求しています。LEO PNTを用いた新しい測位技術が実用化できることで、従来のGNSSの限界を突破し、より多様なテクノロジーとの親和性を高めることでしょう。また本会議での発表を通じて、業界の最新動向や技術革新に寄与することが期待されます。

古野電気は1948年に世界初の魚群探知機を実用化し、以来、舶用電子機器分野での革新を続けてきました。これからも顧客に対する技術提供を進め、未来へ向けた新たな挑戦を続けていく姿勢を示しています。

結論



ION GNSS+ 2026での発表は、古野電気の技術力を証明する重要な機会です。LEO PNT技術が進化を遂げることで、さらなる高精度な測位が実現されることに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
古野電気株式会社
住所
兵庫県西宮市芦原町9-52
電話番号
0798-65-2111

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