第19回 チャリティ大和高田親睦バドミントン大会を開催
2024年9月14日、大和高田市の総合体育館にて「第19回 チャリティ大和高田親睦バドミントン大会」が実施されました。今回の開催は、コロナ禍の影響で4年ぶりとなったもので、全国各地から約130名の参加者が集まり、活気にあふれた大会となりました。主催は頑張らないバドミントン研究会で、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの協力のもと行われました。
開催の背景
頑張らないバドミントン研究会は、社会貢献活動をバドミントンを通じて行うことを目的としている団体で、2006年からテラ・ルネッサンスと連携してカンボジアの子どもたちを支援しています。過去には、東日本大震災の支援活動も行い、多くの実績を積み重ねてきました。コロナによる休止を経て、今回の大会では再び多くの熱心な参加者が集い、試合を通じた交流が再び復活しました。
大会の成果
大会では、参加費のうち経費を除いた金額、326,500円がカンボジアの子どもたちへの教育支援活動に寄付されることが決定されました。この他にも、参加者が持参した書き損じはがきや使わなくなったスマホの寄付が集まり、社会貢献意識の重要性が再認識されました。当日はテラ・ルネッサンスのスタッフも選手として参加し、試合の合間に同団体の活動に関するパネル展示を行うなど、教育支援の重要性を広める貴重な機会となりました。
主催者からのメッセージ
大会を主催した頑張らないバドミントン研究会の代表、須田祥充氏は、「今年も無事にチャリティ大会を終えることができ、大変嬉しく思っています。」と感謝の言葉を述べました。遠方から参加した人々があり、熱戦の中でも笑顔が見られたことを強調し、選手たちへ感謝の意を表しました。
テラ・ルネッサンスからの声
テラ・ルネッサンスの啓発事業部長である藤森みな美氏は、「4年ぶりの開催ということで、参加者同士が新たに出会い、私たちの活動を知っていただける貴重な機会となりました」と話しました。
また、「普段社会貢献に参加する機会が少ない方々も多く、バドミントンを楽しみながら国際協力に貢献できる素晴らしいイベントだと思います」と加え、次回の開催を期待する声を寄せました。
認定NPO法人テラ・ルネッサンスについて
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、2001年に設立され、カンボジアやラオスでの地雷や不発弾処理支援、元子ども兵の社会復帰支援など、国際的な支援活動を行っています。地雷問題の解決や、教育支援などを通じて「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目指しています。多くの受賞歴も持ち、その活動は国内外で評価されています。
次回の大会では、さらに多くの人々が集い、バドミントンを楽しみながら社会につながる支援を行えることを期待しています。