パーソル、寄付月間に「はたらくWell-being Donation」を実施
パーソルホールディングス株式会社は、東京・南青山にあるオフィスにおいて、寄付月間に合わせたユニークな寄付活動「はたらくWell-being Donation」を展開します。世の中の「はたらく」を応援するこの取り組みは、12月1日から26日までの期間、南青山のオフィスエントランスに設置される笑顔測定器を利用し、来場者の笑顔の回数に応じて寄付する内容です。
この活動は、パーソルグループが「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンを掲げ、その実現に向けたものであり、昨年度に引き続き開催されます。特に、寄付月間(Giving December)は全国的なキャンペーンであり、企業やNPO、大学、行政などが集まって多様な寄付活動を行う重要な時期です。パーソルは賛同パートナーとして、寄付活動をより広げることを目指しています。
笑顔測定器の導入
エントランスに設置される笑顔測定器は、通行する人々の笑顔の回数を測定するユニークなデバイスです。来場者はこの装置を通じて、自分の笑顔の回数を可視化でき、その結果に基づき累積ポイントが発生します。そのポイントに比例して、パーソルが寄付を行う仕組みです。具体的には、1ポイントごとに決まった金額が「はたらくWell-being」を推進する団体へ寄付されます。この取り組みを通じて、パーソルは笑顔を社会的な力に変えることを目指しています。
目指す社会的意義
今回集められた寄付金は、パーソルグループが推進する「はたらくWell-being」を実現するための団体に寄付されます。この活動は単なる寄付にとどまらず、笑顔というポジティブな感情を通じて、社会全体のウェルビーイング(幸福感)を高めることが狙いです。また、パーソルは自社のビジョンに基づいて、新しい働き方を促進し、より良い「はたらく機会」を創出することを目指しています。
技術的な面
この取り組みでは、クウジット株式会社が提供するIoH (Internet of Happiness) プラットフォームとSmile Magicソリューション、ならびにソニー株式会社が開発した顔画像認識技術が使用されます。個々の測定結果やデータは安全に管理され、プライバシーも確保されています。
企業の背景
パーソルホールディングスは、1973年に創業以来、人材派遣やアウトソーシング、設計開発など、人と組織に関連する事業を展開してきました。2008年に共同持株会社のテンプホールディングスを設立し、2017年に現在の社名に変更されて以来、常に新しい取り組みを模索してきました。現在、東京証券取引所プライム市場に上場し、2025年度には売上高が1兆4,512億円に達する見込みです。
未来への展望
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として独自の路線を追求し、人々の可能性を広げることを通じて、2030年までに100万人により良い「はたらく機会」を提供することを目指しています。これは、人材派遣サービスや転職支援、その他多岐にわたるサービスを通じて実現を図ります。