第16回ニチバン巻心ECOプロジェクトの紹介
ニチバン株式会社は、環境保護を目的とした「第16回ニチバン巻心ECOプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトでは、使用済みの粘着テープの巻心を回収し、再利用を進めることで資源循環型社会の実現を目指しています。
プロジェクトの背景
ニチバンは、これまでも環境に配慮した製品の開発を行ってきました。特に、天然素材を使用したセロテープ®などの粘着テープを製造・販売しており、エコな製品作りに力を入れています。しかし、これらの製品の使用後に廃棄される「巻心」に注目し、2010年からこのプロジェクトがスタートしました。これまでに、集まった巻心は6,231,955個に達し、369,903本のマングローブが植えられるなど、多くの成果を上げています。
実施概要
回収期間
プロジェクトの受付は、2025年9月1日から12月26日まで実施されます。この期間中に、完全に使い切った各種粘着テープの紙製巻心を回収します。メーカーに制限はなく、どのブランドの巻心でも対象です。
参加方法
参加希望者は、使い終わった巻心を「参加者シート」と共に指定の送付先に郵送することで参加できます。参加者シートは、ニチバンの特設WEBサイトからダウンロード可能です。個人の場合は名前や住所などの基本情報を、団体の場合は団体名や担当者の情報を記入する必要があります。
送付先
回収先は名古屋市にある「第16回ニチバン巻心ECOプロジェクト事務局」で、詳細な住所は以下の通りです:
〒463-8543 名古屋市守山区瀬古3丁目902番地
環境保全への貢献
回収された巻心は、リサイクルされダンボールとして再利用されます。そして、リサイクルによる収益金とニチバンからの支援金は、フィリピンでのマングローブ植林活動や広島県廿日市市での杉苗木植林に役立てられています。これにより、地域の環境保護に貢献し、サステナビリティを実現します。
参加者の声
昨年度のプロジェクトには、1,201団体と295人の個人が参加。多くの方々が環境問題に関心を持ち、積極的に参加しています。これは、ニチバンが地域社会と連携し、より持続可能な未来を目指す試みの一環と言えるでしょう。参加者からは、「自分も小さなことから環境保護に貢献できると感じられた」との声が多数寄せられています。
まとめ
「第16回ニチバン巻心ECOプロジェクト」は、ただのリサイクル以上の意義を持つプロジェクトです。環境に配慮した取り組みを通じて、多くの人々が参加し、協力し合うことで、持続可能な社会を築く一助となることでしょう。ニチバンの公式ウェブサイトには、プロジェクトの詳細や参加方法が掲載されているので、是非チェックしてみてください。
特設WEBサイトはこちら
本プロジェクトに関する問い合わせは、ニチバン株式会社 経営企画室コーポレートコミュニケーション部までご連絡ください。