障がい者雇用見学会
2025-07-16 14:24:16

障がい者雇用のビジョンを共有する見学会が実施されました

障がい者雇用のビジョンを共有する見学会が実施されました



ケイアイスター不動産株式会社(以下、当社)は、障がい者雇用の重要性を理解し、それを社内で促進するための見学会を実施しました。この取り組みは、障がい者雇用を専門に担当する「チャレンジドシナジー課」の協力によって実現し、特に従業員同士の相互理解を深めることを主な目的としています。

見学会の背景と目的


現在、当社には全従業員1,991名のうち、40名が障がいのある方として在籍しており、法定雇用率2.5%を上回る割合で雇用しています。この高い比率を維持するために、一般従業員が障がい者雇用の現実を理解することが不可欠であると当社は考えました。従業員の参加を通じて、障がいを持つ方々の働き方や職務内容を体感し、共生社会へと一歩踏み出す場を提供しました。

実施内容


見学会には、当社の社外取締役である金子恵美氏も参加し、障がい者雇用に関する説明も行われました。参加者は、名刺作成、アパートキーのクリーニング、さらには物件仕入れ現場での「ピン指し」作業の見学を通じて、障がいのある従業員がどのように業務を遂行しているのかを目の当たりにしました。

このような見学会は、従業員の理解を深めるだけでなく、障がい者雇用の意義を改めて認識させる重要な機会となりました。特に、障がい者とのコミュニケーションや協力の大切さを再確認する情熱的な場となりました。

障がい者雇用のあゆみ


当社は、2015年に障がい者アスリートの雇用を開始し、2019年には「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」を結成しました。チームは現在8名に増員され、企業の顔として活動しています。また、2023年には業務支援や事務補助を担う「チャレンジドセンター」が設立され、障がいのある従業員が名刺作成や各部門の業務サポートを行っています。

2024年には更なる雇用の推進を目的として「チャレンジドシナジー課」が設立されました。この新たな課の役割は、障がい者雇用のさらなる促進だけでなく、業務の内製化によるコスト削減や生産性向上を図ることにあります。こうした事業展開により、専門的な業務に集中できる環境を整えることができています。

社会的責任の重要性


現在、日本には約1,164.6万人の障がい者が存在し、そのうち民間企業で雇用されているのは約67.7万人です。これを受けて、当社はCSRの観点からも障がい者の雇用機会を増やしていく姿勢を堅持しています。今後は、障がい者の経済的・精神的・社会的自立をテーマにし、さらなる雇用の拡大を目指していく予定です。

特例子会社の設立も視野に入れ、競争力ある職場を目指すとともに、すべての人に優しい社会の実現を果たしていきます。この取り組みを通じて、少しでも多くの方が就業し、生活の質を向上させることを心から願っています。

まとめ


障がい者雇用の見学会は、従業員の理解を深めるだけではなく、企業の社会的責任を果たすための重要な一歩です。これからも当社は共生社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを積極的に進めてまいります。


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会社情報

会社名
ケイアイスター不動産株式会社
住所
埼玉県本庄市西富田762-1
電話番号
0495-27-2772

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