新しい酒の形、ホップサケに注目
福島県南相馬市に位置する「ぷくぷく醸造」は、クラフトビールの技術を融合させた日本酒を提供する新たな酒造です。2022年9月15日にリリースされた「ホップサケ」は、ペールエールをモチーフにした日本酒で、ビールの製法であるドライホップを取り入れることで、まったく新しい日本酒の楽しみ方を提案しています。
ぷくぷく醸造について
「ぷくぷく醸造」は、実体のない「ファントムブルワリー」として、クラフトビールの文化に基づいた日本酒を手がけています。醸造元は、福島県の酒蔵を間借りし、当地のお米を使用して製品を作ることにこだわっています。現在、日本酒とクラフトビールの技術を合体させることを目指し、未来の酒蔵の設立を企てています。彼らの活動は、福島の沿岸地域の田畑を拡大し、地域の農業振興にも寄与することを目指しています。
ホップサケの特徴
「ホップサケ」は、その名の通りホップの爽やかな香りと苦みを持ちながら、低精白の純米酒のコクを味わえます。柑橘系やマスカット、ライチなどの優れたアロマホップが、日本酒の中に溶け込み、これまでにない風味を作り出します。この新しい日本酒のスタイルは、伝統的な日本酒の製法を現代のクラフトビールやワインの文化と融合させることで完成しました。
商品の詳細
「ホップサケ」は、ペールエールに由来する鮮烈な味わいで、グレープフルーツのような苦味や香りが感じられます。また、ライチや白ワインにも似た芳香が奥深く広がり、飲むたびに新しい発見があります。このユニークなお酒は、各種飲み方に対応しており、炭酸水で割ったり、氷を入れてロックで楽しむことも可能です。
- - 原料米: 南相馬市産天のつぶ 100%
- - 精米歩合: 87%
- - 内容量: 500ml
- - 発売日: 2022年9月15日
- - 小売価格: 約2,310円(税込)
- - 取扱店: 福島県内の酒屋やGINZA SIXのIMADEYAなど、全国規模で展開中
醸造家の信念
立川哲之氏が立ち上げた「ぷくぷく醸造」では、日本酒が持つ多様な魅力を引き出すために、クラフトビールの技術を追求し続けています。彼は、東北の日本酒文化に魅了されながら、実践的な技術と知識を養い、理想の酒を追求し続ける姿があります。
「ホップサケ」は、クラフトビールの技法と日本酒の伝統が融合した、今までにない味わいを提供しています。これからの日本酒の可能性を感じさせるターニングポイントとなるこの一杯を、多くの方に味わっていただきたいです。
詳しくは、
ぷくぷく醸造の公式サイトでお確かめください。