枚方市とTIME CREATOR
2020-04-22 13:57:01
枚方市が導入したTIME CREATORで働き方改革を推進
枚方市が進める働き方改革
最近、枚方市が新しい勤怠管理システム「FUJITSU Software TIME CREATOR」を導入しました。これは自治体における長時間労働の改善を目指すための重要な一歩となります。
背景
自治体においては、少子化や高齢化、そして職員の減少が進む中で、常に新しい政策に対応し、さらに住民サービスを維持するために多くの職員が自主的に残業を行っています。その結果、長時間労働が蔓延し、生産性や職員の健康、さらには生活の質にも悪影響を及ぼす状況が続いています。それゆえ、枚方市ではこの問題を解決するための取り組みを強化する必要がありました。
TIME CREATORの導入
TIME CREATORは、所定時間外の残業申請をスムーズに行うワークフロー機能と、時間外のパソコン使用を抑止する機能を備えています。このシステムを導入することによって、職員は適切に勤務時間を管理し、メリハリのある働き方を実現できるようになります。また、枚方市の目標として、令和2年度以降には時間外勤務時間数及び手当額を前年比で10%以上削減することを掲げています。
利用の仕組み
具体的には、勤務開始前の1時間と終了後の30分以降は、所属長の事前承認がなければパソコンを使用できない仕組みになっています。さらに、勤務終了から30分後にはパソコン画面に警告表示が現れ、3回目の表示後には自動的にシャットダウンされる仕組みです。このような措置により、職員は時間外勤務を意識的に減らすことを促されます。
従来の運用との連携
TIME CREATORは既存の勤怠管理システムとも連携可能で、職員にとって新たな負担をかけることなく、効果的に勤務実態を把握できるようになります。また、このシステムを通じて、職員間の業務バランスを調整したり、時間外勤務の必要性を改めて検討することも期待されています。
枚方市の特徴
枚方市は大阪府北河内地域に位置し、人口約40万人を擁する中核市です。西には淀川が流れ、東には美しい生駒山系があります。市名が「まいかた」と誤読されることが多く、ユニークなメッセージを発信するなど地域の活性化に力を入れています。
まとめ
枚方市におけるTIME CREATORの導入は、職員がより充実した生活を送るための大きな一歩です。この取り組みが成功すれば、他の自治体でも参考にされる可能性があり、日本全体の働き方改革につながるかもしれません。今後の成果が注目されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社富士通エフサス
- 住所
- 東京都品川区西品川1-1-1住友不動産大崎ガーデンタワー
- 電話番号
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03-5747-9100