群馬県の脱炭素推進
2025-10-09 15:35:16

群馬県の脱炭素を推進!mino-lioの新しい取り組みとは

群馬県の脱炭素を推進!mino-lioの新しい取り組みとは



群馬県の農業法人である株式会社mino-lio(ミノリオ)は、同県が進める「ぐんま脱炭素ブランディング事業」に新たに参加しました。この取り組みは、環境負荷の低減に向けた重要なステップです。特に、同社が販売している「ぐるりいちご(150g)」に対して、「デカボスコア」という指標を使用し、CO2排出量削減の取り組みを可視化しています。

ぐんま脱炭素ブランディング事業への参加



群馬県は、地域で生産される商品の温室効果ガスの排出削減を目指し、「ぐんま脱炭素ブランディング事業」を実施しています。今回、mino-lioもこの事業に参加し、自社のいちご栽培におけるサプライチェーン全体のCO2排出量を可視化しました。これにより、消費者に対していちごの脱炭素への取り組みを分かりやすく示すことができるようになりました。

ぐるりいちごのデカボスコア



「ぐるりいちご(150g)」は、原材料の調達から製造・流通・消費・廃棄に至るまでの全工程でのCO2e排出量を評価した結果、一般的ないちご(施設栽培)と比較して27%のCO2e削減を達成しました。具体的には、150gあたりの排出量は以下の通りです:

項目 排出量(150gあたり) 削減率
-------------------
一般的ないちご(施設栽培) 895g CO2e
ぐるりいちご 651g CO2e −27%(−243g CO2e)

この成果は、エネルギー効率の向上に加え、資材や流通工程での環境に配慮した取り組みによるものです。今後もmino-lioは、こうした取り組みを通じて農業の環境価値を高め、持続可能な地域農業の推進に力を入れていく方針です。

未来への展望



この脱炭素ブランディング事業への参加を契機に、群馬県内での生産から消費、さらには廃棄にいたるまでの工程で環境負荷を定量的に把握し、脱炭素社会の実現に向けた貢献を目指します。また、地域の自治体や企業、教育機関と連携を強化し、より効果的な脱炭素ブランディングの推進を行う予定です。そうした中で、CO2排出量の可視化や削減手法の知見を蓄積し、他の農産物や加工品への展開も進めていくことが期待されています。これにより、地域農業の持続可能性向上とカーボンニュートラル社会の実現を目指すのです。

デカボスコアの意義



「デカボスコア」は、Earth hacksが提供する環境配慮型の製品・サービスを可視化する指標です。この指標を使うことで、製品やサービスのCO2排出量を伝え、環境への貢献度をひと目で理解できるようにすることができます。2022年7月に提供開始以来、265社以上がこのスコアを導入し、1,000点を超える商品やサービスが対象となっています。

会社情報



  • - GNホールディングス株式会社
- 所在地:群馬県前橋市城東町一丁目6番地の8
- 設立年月:1925年12月
- 代表:天野慎太郎
- 公式サイト

  • - 株式会社mino-lio
- 所在地:群馬県高崎市中尾町467
- 設立年月:2022年12月
- 代表:天野洋一
- 公式サイト

お問い合わせ



GNホールディングス株式会社
経営戦略室 渡邉
連絡先:[email protected]

このように、群馬県とmino-lioの取り組みは、地域の未来を見据えた脱炭素の一助となることでしょう。環境を意識した商品の選択肢が増える中で、私たちの意識も変わっていくことが重要です。


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会社情報

会社名
GNホールディングス株式会社
住所
群馬県前橋市城東町1-6-8
電話番号
027-231-2112

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