能登震災とKAKERAのアート
2025-08-04 21:18:24

KAKERAが能登震災の陶磁器片を活用した記念アートオブジェを発表

KAKERAが創り出す新たなアートピース「KAKERA 5」



株式会社CACL(代表: 奥山純一)が展開するブランド「KAKERA」は、ハイアット セントリック 金沢およびハイアット ハウス 金沢との協力のもと、5周年記念オブジェ「KAKERA 5」を制作しました。このアートピースは、2024年に発生した能登半島地震によって破損した陶磁器片を修復して形作られたものです。これにより、過去の悲劇から生まれた新たな美が生まれました。

「KAKERA 5」の詳細


新しいオブジェは幅38cm、高さ50cm、奥行14cmのサイズで構成されており、陶磁器やガラスビーズ、金箔、アルミニウム粉、漆、和紙などの材料が用いられています。それぞれ異なる色と形を持つ「カケラ」を組み合わせて「5」の文字を形成したこの作品は、もともとは使われない運命にあったものたちに新たな意味を与えています。

「KAKERA 5」はハイアット セントリック 金沢の3階ロビーで展示され、訪問者がこのアートをちょっとした休息の場で鑑賞することができます。このプロジェクトは、地域の文化と伝統も取り入れ、特に石川県の九谷五彩の美意識に呼応するようなデザインが施されています。

背景とコラボレーションの魅力


CACLとハイアット金沢の出会いは、2024年の震災後に行われたクラウドファンディングにさかのぼります。震災復興のための支援の一環で、ハイアット金沢がその活動を支援し、職人たちとの協働を通じて信頼関係が築かれました。また、ホテルのスタッフは工房を訪れ、実際に「カケラ拾い」のボランティアとして参加するなど、地域貢献を実践してきたのです。これらの関係が深まることで、今回のアート制作へとつながりました。

KAKERAの理念と未来


「KAKERA」は、捨てられたものや環境資源をプロダクトに再利用することを理念に掲げています。このような取り組みは、持続可能な社会の実現に寄与するだけでなく、失われた美を再発見させることにもつながります。このように、無駄と思われたものが新たな命を与えられる姿は、まさにアートの力を象徴しています。

CACLは、KAKERA以外にも様々なプロジェクトを展開し、地域資源を活用した持続可能なビジネスを目指しています。今後も新しい作品やコラボレーションが生まれることを期待しつつ、地域との絆を深めていくでしょう。

公式サイトとSNS


KAKERAの新たなニュースや情報は公式サイトやSNSで随時更新されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。


今後のKAKERAの活動にご注目ください!


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会社情報

会社名
株式会社CACL
住所
石川県能美市辰口町リ56
電話番号
0761-48-8004

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