地域共創の夏祭りに参加したキンコーズと平間小学校
2023年夏、キンコーズ・ジャパン株式会社(以下、キンコーズ)は、川崎市立平間小学校(以下、平間小)とのコラボレーション企画を通じて地域共創を推進しました。この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)教育の一環として行われ、地元の夏祭りにおいて平間小ブランド「Hirama's」グッズが販売されました。
コラボ活動の概要
キンコーズ・川崎駅前店では、昨年誕生した「Hirama's」ブランドを通じて、地域の知育活動に積極的に参加しています。今回の取り組みでは、同社から発生した端材を利用して、児童たちがデザインした商品を製作し、福祉施設にて完成させました。このグッズは、地域の夏祭りでの販売を目指しました。
イベント当日、児童たちは自らブースの装飾や呼び込み、チラシ配り、接客などを行い、地域の方々に向けてHirama'sグッズの魅力を伝えました。多くの地元の方々が集まり、児童たちの熱心な商品説明を聞きながら購入する姿が見受けられ、最終的には全ての商品が完売する盛況さを博しました。
この夏祭りは、平間小の児童たちにとって貴重な学びの場となり、地域の方々との交流も深まりました。また、地域住民がこのプロジェクトに参加することで、子供たちを応援する輪が広がり、持続可能な社会への一歩をサポートすることができたのです。
授業への参加
キンコーズは平間小の授業にも参加し、SDGsへの取り組みや夏祭りに必要な商品の企画、ブースデザインについて話し合いました。児童たち自身が価格設定を行うことで、実際の販売について学ぶ機会を提供し、ものづくりの楽しさを体感しました。子どもたちは実際にTシャツやポスターを作成し、自分たちの手でHirama'sグッズがどのように作られているかを知ることができました。
イベント終了後には、「12月の祭りにも協力してほしい」といった要望が寄せられるほど、児童たちの熱意は高まりました。このような活動を通じて、地域一体となった取り組みの意義を実感することができたと、参加した児童たちは手紙で感謝の気持ちを表現しました。
教員の声
平間小の教員からは、「子供たちがこの活動を楽しみ、自主性を発揮している様子が見られました。これからもこのようなコラボレーションを続けていってほしいです」との声が上がりました。今後も学校や福祉施設の枠を超え、小学校と地域スポーツチームとのイベントも計画しています。
持続可能な社会の実現に向けて
キンコーズ・川崎駅前店は、2015年のオープン以来「地域密着型の店舗」を目指して活動を続けています。川崎市のSDGs登録制度においては、「かわさきSDGsゴールドパートナー」を取得しており、地域とともに持続可能な社会の実現に向けて努力しています。福祉施設と共同で端材を利用した商品作りを進めるなど、地域の皆さまと共に「SDGsのまち」を作っていく考えです。
これからもキンコーズと平間小のコラボレーションを通じて、地域への貢献を続けていきます。すべての活動が地域を盛り上げると共に、持続可能な社会への大切な一歩となることでしょう。