稲作の未来を担う新たな取り組み
稲作に従事する方々にとって、技術の進化や経営の工夫は欠かせない要素です。そんなニーズに応えるために、株式会社神明ホールディングスが提供するeラーニングサービス「お米未来塾」が、2020年12月12日から少人数制のオンラインライブ講座をスタートさせました。この講座は、学び手が直接講師とやり取りしながら、実践的な知識を得る貴重な機会を提供します。
「お米未来塾」の目的と特徴
「お米未来塾」は、2020年4月に設立され、日本の稲作技術を支える人材を増やすことを目指しています。コンセプトは「気軽。役立つ。頼りになる。」で、各種稲作分野の専門家から収穫量を増やし、コストを抑えた栽培技術を、動画を通じて学ぶことができます。特に、年に一度の稲の収穫を映像で何度も振り返りながら学べることが、利用者から高く評価されています。現在、約630名の会員が登録されています。
新たに始まるオンラインライブ講座
今回新たに提供が開始されるオンラインライブ講座では、生産者と講師がリアルタイムで交流できる環境が整備されています。少人数制の定員は8名に設定されており、事前にeラーニングでの学習が必須です。これにより、より具体的な疑問や課題を講師に聞きやすくなり、理解が深まります。
講座内容とスケジュール
オンライン講座の第一弾は、「事業計画作りを進めて稲作経営の収益性向上を目指す!」という全4回のシリーズです。講師には農業経営の専門家、山﨑隆由先生を迎え、経営課題の整理から事業計画書の作成まで、段階的に学びを進めていきます。以下が各回の概要です:
- - 第1回(12/12): 自社の現況や強みの洗い出し
- - 第2回(12/19): 目指すべき姿の描写
- - 第3回(1/16): 事業計画実現のための具体的な取り組み
- - 第4回(1/23): 目標値を設定し、成果を見える化
この講座を通じて、参加者は具体的なアクションプランを持ち帰ることが可能です。このように明確な成果を持てることは、未来への大きな一歩となるでしょう。
参加条件と詳細
参加するための条件として、「お米未来塾」の動画見放題プラン(月額500円税込)に加入し、事前のeラーニングを受講している必要があります。参加費用は30,000円(税別)で、定員に達し次第受付が終了します。詳しい申し込み方法はお米未来塾のイベント専用ページを訪問することで可能です。
講師の視点
山﨑隆由先生は、経営のプロフェッショナルとして、農業の未来を見据えたアドバイスを行っています。中小企業が持つ「強み」を生かすことの大切さを強調し、競合と差別化できる独自の取り組みを明確にする重要性を訴えています。この講座が、参加者の農業経営を強化する機会となることを期待しています。
これからの稲作文化を牽引する「お米未来塾」
「お米未来塾」は、稲作の知識や技術を次世代に継承することを使命とし、最新の農業技術や成功事例を学ぶプラットフォームを提供しています。今後も多くの情報発信を計画しており、関連図書やコラム、SNSを通じて農業に関する知識を広く提供していく予定です。
終わりに
稲作の未来を支える「お米未来塾」が手掛ける今回のオンラインライブ講座は、農業生産者にとって必見の内容となっています。この機会を逃さず、自身のスキルを一層高めていきましょう!