2025年から揚げの人気が急上昇！福島県が初のトップに輝く！

から揚げが「好きなおかずランキング」で堂々の1位！

2025年の「全国から揚げ調査」によると、から揚げが「好きなおかずランキング」で初めて1位に選ばれたのは福島県。調査は株式会社ニチレイフーズによって実施され、全国の14,099名の生活者に向けて行われ、約67.4%がから揚げを好んでいると回答しました。この結果により、から揚げは5年連続でその地位を確立し、まさに国民食としての座をのし上げているのです。

から揚げ強化月間とは？

ここで注目すべきは「から揚げ強化月間」です。これは2018年から毎年10月に設けられ、全国のから揚げ専門店やカラアゲニスト、企業と共に、から揚げの普及と消費拡大を目指したテーマです。10月は行楽シーズンに入る時期で、お弁当としての需要が高まるため、から揚げの消費が加速するのです。特に「10」の語呂合わせや干支の「酉」との相性も重視されており、から揚げにとって特別な月となっています。

から揚げの消費量の推移

調査によると、2025年の全国的なから揚げの消費量は380億個を超える見込みです。2023年のデータと比較すると、約95%の水準に留まっていますが、依然として高い人気を誇っています。また、最近の食文化の変化に伴い、参加者の食生活の中でのから揚げの位置づけが顕著にあらわれました。

今回の調査では、から揚げを食べる際のルートが詳細に分析され、最も多いのは「惣菜」で42.8%、続いて「手作り」が36.8%、冷凍食品、コンビニ、外食、専門店と続く結果となりました。特に、外食や専門店の利用はコロナ禍の影響から回復してきたと見られています。

都道府県別の消費状況

福島県の消費量が特に目立っています。推計では、福島県民は平均で72.2個のから揚げを月に食べているとのことです。2位は茨城県で56.3個、東京都が54.7個、鹿児島が52.4個と続き、福島県は他県に大きく差を付けてのトップを達成しました。

さらに、から揚げを月に1回以上食べる割合も調査され、宮崎県が79.3%でトップ、続いて島根県と大分県が75.7%、鹿児島県が74.7%、高知県が74.6%と好調の数値を記録しています。県ごとの食べ方の違いも見逃せません。

から揚げ人気部位調査

また、好きなから揚げの部位に関する調査では、「もも肉」が82.9%で再び人気1位に。次いで「むね肉」が44.9%、手羽先が33.7%と続きます。もも肉は女性の支持が高い一方、むね肉は男性に良く選ばれる傾向があります。このように、から揚げの人気は性別や地域によっても異なり、その多様性が魅力のひとつです。

結論

全国から揚げ調査2025の結果は、から揚げがただの人気食材でなく、誰もが楽しめる国民食材であることを証明しました。コロナの影響を受けた外食市場の変化の中でも、から揚げの魅力は色褪せていません。今後も福島県をはじめ、全国でのから揚げ文化がさらに発展していくことを期待しています。これからの「から揚げ強化月間」の活動にも注目が集まります。