安否確認システムの重要性
2025-12-09 13:54:19

企業が注目する安否確認システム、SMS機能に期待高まる調査結果

企業が求める安否確認システムの実態とは



株式会社アドテクニカは、災害時の従業員・職員の安否確認に利用されるコミュニケーションツールについて意識調査を行いました。調査結果は企業の危機管理における重要な示唆を提供しています。

調査の目的と内容



本調査は、企業における安否確認の手段としてどのようなコミュニケーションツールが使いやすく感じられているのか、また重視される要素を明らかにし、より安全で信頼性の高いサービスを提供するためのものです。調査対象は主に「製造業」「IT・通信」「医療・福祉」に従事する中堅からベテラン層で、全国の20代から70代を対象としました。

調査は2025年11月19日から12月3日まで実施され、有効回答者154名から得られた意見を基に結果をまとめました。このデータは、安否確認サービスの導入やリプレイスを検討している企業には貴重な参考情報となるでしょう。

主な結果と課題



1. 知覚される通知手段の有効性



通知に気づきにくいコミュニケーションツールの1位は「メール」で、わずか9%が「気づきやすい」と回答しました。これは、メールが普段から確認される頻度が低いため、重要な通知も見逃されやすいことを示しています。一方で、SMS(ショートメッセージサービス)やチャットアプリは、通知の反応性が高いと評価され、企業が用いるべき手段として注目されています。

2. アプリ導入への抵抗感



調査結果によると、90%以上の利用者がアプリのインストールや初期登録に手間がかかりすぎると感じています。特に、複雑な初期設定はITに不慣れなユーザーにとって心理的な障壁となることが指摘されています。安否確認では迅速な応答が求められますが、アプリに依存することはこうした迅速な対応を妨げる可能性があります。

3. 新機能に対する期待感



61%の回答者が、「安否コール」がSMS通知に対応することに「体験したい」との意向を示しました。SMSはダウンロードやインストールが不要で、電話番号のみで着信が確認できるため、連絡手段としての扱いやすさが評価されています。特に、「確実に気づきやすい手段が欲しい」との声が多く、SMSへの強い期待感が表れています。

わが社の今後の展開



アドテクニカは、今回の調査結果をもとに安否確認システムの多重チャネル化を推進し、さらに使いやすいUXデザインを目指します。近く「安否コール」がSMS通知に対応する新機能「SMS Alert」をリリースする予定です。お客様のニーズに迅速に応えるため、既存のお客様から順次ご案内を行っていきます。

会社概要



株式会社アドテクニカは1982年に設立され、法人向けのデジタルコミュニケーションのクラウドサービスを提供しています。特に安否確認システム「安否コール」は2007年の開発以来、大手企業や病院など幅広い業界で支持されており、災害時や日常的なコミュニケーションツールとして活用されています。

今後も、地域社会の安全を守るための技術開発に注力し、持続可能な都市作りに貢献します。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社アドテクニカ
住所
静岡県静岡市駿河区中田2丁目4-40
電話番号
054-280-1670

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。