新たな助成プログラム「SoilxMUFG」の始動
公益財団法人Soilは、2024年11月1日から、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)との共同プロジェクトとして、社会課題解決に向けた「SoilxMUFG」助成プログラムを開始することが発表されました。このプログラムの目的は、社会的意義のある活動を行う団体や個人に対して、最大400万円の資金助成を行うことで、さらなる活動の展開を支援することです。
プログラムの概要と助成内容
この助成プログラムでは、最大400万円の助成金が5団体に対して提供され、総額2000万円の支援が行われます。助成金の一部には、MUFGからの寄付金1000万円が含まれています。
助成対象となる活動領域は、次の5つです:
1. 次世代育成・子ども支援
2. 環境保全
3. 金融経済教育
4. 文化の保全と伝承
5. 災害等・その他支援
法人格の有無を問わず活動を行う団体や個人が応募可能で、特に自らの事業を拡大したいと考えている方々を歓迎しています。
複数段階を経る審査プロセス
応募者は、活動領域に基づいて募る審査員による審査を受けます。審査プロセスは、まず書類審査が行われ、次に合格者には面談やピッチを通じて最終審査が実施されます。
審査員紹介
- - 青柳 光昌(一般財団法人 社会変革推進財団 専務理事)
- - 瀧 俊雄(株式会社マネーフォワード グループ執行役員)
- - 久田 哲史(公益財団法人Soil 代表理事)
- - 米良 はるか(READYFOR株式会社 代表取締役CEO)
助成金の当落に関係なく、MUFGとの協業の可能性がこのプログラムの魅力の一つで、応募者には多くの機会が提供されます。
プログラム開始に寄せてのコメント
MUFGはこのプログラムについて「私たちは金融サービスを通じて、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に挑んでいます。このプログラムが、多くの社会課題解決に繋がることを願っています」と表明しています。
一方、実行責任を持つ公益財団法人Soilの代表、久田哲史氏は、「このプログラムが、非営利スタートアップにとって重要な支援となることを期待しています。MUFGとの連携により、より多くの非営利活動が持続可能な形で展開されることを願っています」と語っています。
応募期間とスケジュール
募集期間は2024年11月1日から12月1日まで。助成先の発表や助成実施は2025年3月を予定しています。また、プログラムに関する説明会が2024年11月15日(金)にオンラインで開催される予定です。詳細やエントリーは、
こちらのウェブサイトから確認できます。
公益財団法人Soilの活動概要
公益財団法人Soilは、社会課題を解決するための非営利スタートアップを支援することを目的とした財団です。これまでに多くの団体に対して合計約1.4億円の助成を行っており、今後も持続可能な社会的インパクトの創出を目指しています。
本プログラムの趣旨にご興味を持つ方々からのエントリーをお待ちしております。お問い合わせは、公益財団法人Soil事務局までお気軽にどうぞ。