新しいお別れの形
2025-08-01 11:13:32

株式会社三和物産が提唱する新しいお別れの形「ラストベッド」

三和物産が提案する「ラストベッド」とは



日本では死や別れはタブー視される傾向がありますが、株式会社三和物産はこの現実を変えようと取り組んでいます。1959年に設立されたこの葬祭用品メーカーは、「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」という理念のもと、故人との関係をより深く感じるための製品を展開しています。最近、同社は第63回「宣伝会議賞」において、オリジナル棺「ラストベッド」の魅力を広めるためのアイデアを公募しています。

ラストベッドの特徴


「ラストベッド」は、一般的な箱型の棺とは異なり、故人がまるで眠っているように見える姿を実現しました。このオリジナル棺は、故人と同じ目線で語りかけることができる唯一無二の形ですが、通常の棺では上から覗き込むことになるため、敬意を表しながらも距離を感じてしまいがちです。この新しい形の棺は、お別れの瞬間をより温かく、優しさに満ちたものにすることを目的としています。

参加方法とアイデア募集の概要


第63回「宣伝会議賞」では、「ラストベッド」の魅力を伝えるキャッチフレーズや動画広告、音声広告といったアイデアを募集中です。応募期間は2025年8月1日から10月7日まで。特設サイトに登録し、自由な発想で作品を提出することが求められます。また、中高生部門では団体応募も可能で、学校や塾、児童館などの仲間と一緒にエントリーすることもできます。

社会に対するアプローチ


三和物産は、単なる葬祭用品のメーカーではなく、「死生観のリデザイン」を通じて人々の意識を変えようとしています。過去には第62回「宣伝会議賞」で、オリジナル棺「桜風」の魅力を知ってもらうためのアイデアを募り、作品から「眞木準賞」と「シルバー賞」といった受賞を得るなど、積極的な活動を展開してきました。このような取り組みは、社会全体に新たな別れのカタチを提案する一助となっています。

まとめ


「ラストベッド」は、ただの棺ではなく、新たな形の別れを提案する製品です。故人との距離を縮め、一緒に過ごした時間を振り返る温かいお別れの場を提供しようとする三和物産の努力は、今後の葬祭業界において重要な役割を果たすことでしょう。私たちも、この素晴らしい取り組みにぜひ参加し、思いを形にするアイデアを考えてみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
三和物産株式会社
住所
石川県金沢市広岡3‐1‐1 金沢パークビル9階
電話番号
076-260-1238

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。