株式会社エムジー、ロードセルの新製品ラインアップを発表
株式会社エムジーは、2024年10月から新たに25種類のロードセルを法人向けに販売開始すると発表しました。これにより、さまざまな業界のニーズに応える製品が実現されます。
ロードセルとは?
ロードセルは、力を測定するセンサーの一つで、具体的には質量やトルクを検出するための装置です。主に電子はかりや試験機、流量計などの測定機器で利用され、ワイヤーの張力計測やホッパーの重量測定にも使用されます。ロードセルの使用により、精密な計測が可能となり、各種機器の性能向上が期待できます。
新製品のラインアップ
新たに導入されるロードセル製品は、圧縮型、引張圧縮両用型、ビーム型の3つのカテゴリーに分かれ、用途に応じて25機種もの選択肢が用意されます。以下に主な製品の特徴を紹介します。
圧縮型ロードセル
圧縮型ロードセルは、一般的な形状を持つセンサーで、様々な場所に設置しやすい設計です。以下のようなモデルがあります:
- - LCC-2R5-Z(定格容量2.5N)
- - LCC-5-Z(定格容量5N)
- - LCC-10-U(定格容量10N)
- - LCC-20-U(定格容量20N)
- - LCC-50-U(定格容量50N)
- - LCC-5K-B(定格容量5kN)
- - LCC-10K-B(定格容量10kN)
このように、軽量かつコンパクトな設計で、特に設置スペースが限られた場面でも活用できる製品が用意されています。
ビーム型ロードセル
ビーム型は、梁を用いて力を測定するセンサーで、通常3〜4個をセットで使用します。
- - LCB-10(定格容量10N)
- - LCB-20(定格容量20N)
この形式は、高い精度を求められる計測に適しており、特にはかりとともに利用されることが多いです。
引張圧縮両用型ロードセル
上下にロッドエンドを取り付けることができ、引張と圧縮両方の力を測定できる非常に便利なセンサーです。
- - LCCT-1-1(定格容量1N)
- - LCCT-50-3(定格容量50N)
- - LCCT-500-3(定格容量500N)
精密かつ高リジッドな設計により、複雑な動きにも対応でき、大きな可能性を秘めた製品です。
インタフェース機器
さらに、エムジーはロードセル用の各種インターフェース機器も充実しています。以下の機器が特に注目されています:
- - ウェイングインジケータ
- - デジタルパネルメータ
- - 変換器
これらの機器は、ロードセルと共に使用することで、よりスムーズなデータの取得と処理を実現します。
まとめ
株式会社エムジーの新たなロードセルシリーズは、さまざまな業界の多様なニーズに応える製品ドメインを持ち、特に軽量で高精度な計測を可能にする設計が特徴です。今後も、新しい技術と製品の開発が期待され、より広範な業界での利用が進むと考えられます。この機会に、興味がある方はぜひ製品情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、株式会社エムジーの公式ウェブサイトやカスタマーセンターにお問い合わせください。