「いけず文化」ステッカー
2023-11-03 11:00:01

クリエイティブな「いけず文化」を楽しむ!京都の新しいお土産ステッカーの魅力

京都の新しいお土産「裏がある京都人のいけずステッカー」


京都の独特な文化、「いけず文化」をテーマにしたユニークなステッカーが全国的に注目を浴びています。商品名を冠する「裏がある京都人のいけずステッカー」は、その名の通り、表面と裏面が異なるメッセージを持つ両面構造。このステッカーには、表面に描かれた上品で少し意地悪な表現の裏に、京都人の隠された本音が隠されています。

「いけず文化」とは?

「いけず文化」は、京都人の特有のコミュニケーションスタイルで、遠回しに物事を伝え、人間関係を円滑に保つための知恵とされています。「いけず」という言葉には、時には意地悪とも取れる微妙なニュアンスが含まれており、京都人にはこの表現が根付いています。

商品の詳細と使い方

「裏がある京都人のいけずステッカー」は、トイレ、玄関、食卓、ポストの4つのシーンで活用できる内容が盛り込まれており、他人に言いにくいお願いを代弁してくれます。トイレ編では「うちのトイレ座りごごち悪おすかもしれまへんけど、よろしおしたらお使いやす。」という見事な表現が、「立って小便をしないでください」という本音をさりげなく伝えます。

一方、玄関編では「ようおこしやす。えらいよそいきのなりしはって琵琶湖でも行ってはったんどすか?」と書かれており、実は「汚い格好で家にあがらないでください」というメッセージが込められています。これらのメッセージは、京都人ならではの風情とおもてなし心にもつながる文化的要素を加味しています。

製作の舞台裏

今回の商品の開発には、「いけず座談会」が大きな役割を果たしました。9月に開催されたこの座談会には11名の京都人が参加し、2時間で27個ものいけずな言い回しが生まれました。表現のあらゆる側面が反映された結果、彼らの生活感や人間味あふれる言い回しがステッカーに盛り込まれています。

モデルと印刷

モデルとして起用されたのは、SNSでのバズ投稿で知られる大西里枝氏。彼女は、京女将としての上品な一面と、エキゾチックな表情で京都人の面白さを見事に表現しました。製造面では、1960年に設立された京都の印刷会社「修美社」がこだわりを持って製造を行い、試行錯誤を重ねることで両面構造を実現しました。

商品情報と販売店

このステッカーは、2023年11月3日(文化の日)に発売され、価格は800円(税別)。サイズはH100mm×W148mm×D1mmで、全4種類が揃っています。購入は京都市内の数か所で可能で、特に大西常商店では、「裏も表もお綺麗どすなあ」との合言葉で特別な購入方法が用意されています。

さいごに

京都の「いけず文化」を身近に感じられる「裏がある京都人のいけずステッカー」は、観光客や地元の人々にとって、新しい形のお土産となるでしょう。また、中にはもらった方が思わず微笑むようなメッセージが込められており、コミュニケーションの新たなきっかけにもなりそうです。ぜひ、実物を手に取り、このユニークな文化を楽しんでほしいと思います。

会社情報

会社名
ない株式会社
住所
大阪府大阪市淀川区十三本町1-16-19大阪府大阪市淀川区十三本町1-16-19
電話番号

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