第一回花まる学習会杯 全国小学生英語スピーチコンテスト
2024年12月25日、埼玉県さいたま市に位置する埼玉会館にて、全国の小学生を対象とした「第一回花まる学習会杯 英語スピーチコンテスト」が盛大に開催されました。このコンテストは、家庭での英語教育やグローバル教育の普及を目的とした一般社団法人Global Kids’ Momが主催し、協賛として花まる学習会が名を連ねました。
予選から本選までの流れ
このコンテストは、7月1日から始まった予選(オンライン動画審査)を経て、10月に厳正なる審査によって、小学2年生から6年生の中から13名が選ばれ本選に出場しました。初めはスピーチ未経験の子どもたちが多かったものの、彼らは堂々とステージに立ち、各々の体験や思いをしっかりと伝える姿が印象的でした。
審査員は、京都芸術大学の客員教授である本間正人氏、コミュニケーション学博士の高橋まき氏、教育家の西山哲郎氏が務め、質の高いスピーチに会場は熱気に包まれました。優勝者が決定するのは非常に困難だったと審査員たちが語るほど、出場者たちのスピーチは素晴らしいものでした。
賞の受賞者とそのスピーチ内容
コンテストの結果、最優秀賞には香川大学教育学部附属高松小学校5年生の掛水佐子さんが選ばれました。彼女のスピーチタイトルは「My Dream Is to Solve the World’s Problems」でした。掛水さんは、初めての経験に感激した様子で、相手に自分の気持ちをどう伝えるかを考えながら、毎日練習を重ねたことを明かしました。また、他の言語でもスピーチを行い、多くの人に自分の思いを伝えたいとの意気込みを話してくれました。
特別賞は、江戸川区立下小岩小学校3年生の池田奏志さんと、堺市立榎小学校4年生の三木菜々さんの二人が受賞。池田さんは「The Hidden Treasure Connected by Rails」と題したスピーチを行い、三木さんは「Naniwa Yasai」のテーマで発表しました。さらに、Global Kids’ Mom賞には練馬区立向山小学校4年生の軽部駿一さんが選ばれ、彼は「A Road to Peace」というスピーチを披露しました。受賞者たちは、次回の国際的なスピーチコンテストに出場する機会も与えられています。
主催者・審査員からのコメント
主催者である一般社団法人Global Kids’ Momの代表、犬伏恵美子氏は、「第一回花まる学習会杯 全国小学生英語スピーチコンテストが無事に終了したことを嬉しく思います。参加者全員の素晴らしいスピーチに感謝します」とコメントを寄せました。また、受賞者の掛水さんは、「スピーチを通じて自分の気持ちを伝えることの大切さを学びました。今後も頑張りたいです」と意気込みを語っています。
総括
このコンテストは、英語を通じて自分自身を表現する重要性を教える素晴らしい機会となりました。小学生たちのこれからの成長と活躍が期待されるイベントとなったのではないでしょうか。今後もこのような取り組みが続き、次世代の子どもたちが英語で自分の夢を語る姿が見られることを願っています。
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