TikTokを活用した新しい採用戦略
株式会社Leading Communication(本社:東京都渋谷区、SNSマーケティング事業部)は、採用活動に画期的なアプローチを取り入れ、自社が運営するTikTokアカウント「ギャル人事はバズらせたい(@gal_jinji)」を通じて214件の応募を達成しました。これは、採用コストを30%削減するという成果をもたらしました。
TikTokの魅力と成功の背景
2024年7月にゼロから立ち上げたこのアカウントは、広告費をかけずにオーガニック運用のみで、フォロワー1.6万人、いいね数30.6万、最高再生回数667,409回という圧倒的な数字を記録しました。採用訴求を前面に出すのではなく、ターゲットとする求職者にファンをつけるブランディング設計を徹底して行なった結果、カルチャーマッチした応募者からの自然な応募が生まれました。これにより、保たれるべき企業のブランドイメージも崩れることなく、強化される結果となりました。
変化する採用市場への対応
昨今、求職者、特にZ世代は、求人票を読まずにSNSで会社の情報を探すことが一般的になっています。「この会社はどんな雰囲気なのか?」「実際に働いている社員はどんな人たちなのか?」という問いに対する答えを企業が提供できるかどうかが、選ばれる上で非常に重要な要素となっています。
そのため、株式会社Leading Communicationは、TikTokの活用が求職者との繋がりを深める有効な手段であると認識しました。彼らが支援した「ギャル人事はバズらせたい」は、採用ブランディングと自然な応募の獲得を同時に実現するために設計されています。
「応募したくなる感情」を設計する
このアカウントが特に成功した点は、「バズらせる」ことを目的とするのではなく、「応募したくなる感情」を設計することに注力した点です。ここでは以下の3つの成功パターンについて詳述します。
パターン1: 冒頭を「窓をカンカン」
TikTokでは、動画の冒頭が視聴者の注意を引くカギとなります。魅力的な冒頭を設計しなければ、スワイプされてしまいます。例えば、窓を叩く音を利用したフォーマットや、他の動画と差別化された構成を試行錯誤することで、効果を最大化しました。
パターン2: 「待ち伏せ企画」
企業が他社の成功事例を参考にするのは効果的ですが、同じことを繰り返しても差別化は難しいです。そこで、新たな視点で自社独自のフォーマットを生み出すことが重要です。運用者自らがSNSトレンドを追い、自主的にコンテンツを作成することで、創造性豊かなアイデアが生まれていきます。
パターン3: 他社員の出演
「ギャル人事」だけでなく、他の社員が出演することで、企業のリアルな仕事環境をより立体的に伝えることが可能です。これにより、求職者は「入社したらどうなるか」を具体的にイメージしやすくなります。また、他社員にファンをつけることで、エンゲージメントの向上も期待できます。
TikTokを採用チャネルに
立ち上げから16ヶ月弱、結果として得られた成果は以下の通りです。広告を利用せずとも、TikTok経由で214件の応募を獲得し、一か月あたり最高36件の応募を達成しました。この成功は、Instagramアカウントを展開することでさらに加速しています。
この仕組みを支えたのは、SNSを駆使した新たな採用導線の設計でした。今後もこの方法論を進化させ、持続可能な採用活動を図ることで、企業の成長につなげていきます。