矢部智仁氏が就任
2021-09-22 17:00:02
クラフトバンク総研に矢部智仁氏が新たに就任し建設業界に貢献
クラフトバンク総研の新たな挑戦
クラフトバンク総研がこの度、元リクルート住宅総研所長であり、東洋大学の客員教授である矢部智仁氏を新たなフェローに迎え入れました。この人事は、近年急速に変化する建設業界における調査や研究の強化を目指すものです。
クラフトバンク総研とは
クラフトバンク総研は2019年12月に設立された民間の研究機関です。主に工事受発注プラットフォーム「CraftBank」のデータベースを活用して、建設業界全体の生産性向上やデジタル化を進めることを目的としています。国土交通省をはじめとする各関連機関やメディアに対して情報提供を行い、DX関連のレポートを通じて業界のトレンドを発信しています。
就任の背景
現在、建設業界はコロナ禍や資材価格の高騰、インボイス制度など複数の要因で環境が急激に変化しています。従来の経験則だけで対応するのが難しい状況下、業界のデータに基づく動向分析や予測がますます重要視されています。当総研もこれまで支援策の発信を行っており、多くの講演やコンサルティングの依頼が寄せられています。特に住宅やリフォーム業界では、デジタル化やデータ活用に対する関心が高まっています。
矢部智仁氏の経歴
矢部氏は1987年に株式会社リクルートに入社し、住宅情報部門でのキャリアをスタートしました。2009年からはリクルート住宅総研所長としての職務を務め、以降も建設・不動産業界の経営支援に携わってきました。さらに、2021年からは合同会社RRPの代表を務めています。大学院では客員教授としてPPPビジネスを教え、日本不動産学会の監事や国土交通省のサポーターとしても活動しています。
矢部氏のコメント
「建設・不動産業は地域に根ざした基幹産業であり、住民の生活に密接に関わっています。今後も業界の持続可能性向上のために経営支援や情報提供に努めてきましたが、クラフトバンク総研との協力を通じて、さらに地域や産業に貢献していきたいと思います。」と、矢部氏はコメントしています。
クラフトバンクについて
クラフトバンクは工事受発注プラットフォームを運営しており、2020年4月には日本最大級の施工力データベースを活用した「クラフトバンク協力会社紹介」サービスを開始しました。2021年には、内装工事会社としてのDXを推進する実績を元に、「クラフトバンク建設DX相談窓口」を設立。約23,000社の工事会社が登録されているとのことです。
建設業が今後どのように進化していくのか、この新たな取り組みが注目されます。
会社情報
- 会社名
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クラフトバンク株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋久松町12-8プライム日本橋久松町ビル8F
- 電話番号
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