築地本願寺の新たな挑戦
2017-11-06 16:00:11
築地本願寺が生まれ変わる!新施設オープンと共に「開かれたお寺」へ
新たな時代の「開かれたお寺」
築地本願寺は、今年、江戸浅草御堂の創建から400年を迎え、地域の皆さまに寄り添う「開かれたお寺」を目指して、多様な新施設を開設しました。「「寺と」プロジェクト」と名付けられたこの取り組みでは、現代のライフスタイルや家族構成の変化に対応したサービスが展開されます。
新設される合同墓とインフォメーションセンター
一つ目の大きな取り組みは、個人単位の生前申し込みが可能な合同墓の開設です。高齢化社会や核家族の増加に伴い、現代人の墓に対する考え方も多様化しています。特に、自分の死後に遺族に負担をかけないようにしたいと考える方々に向けて、「築地本願寺合同墓」が設立されます。この合同墓では、他の方のお骨と混ざることなく個別に保管され、さらには、提携している専門家によるサポートも提供されます。
また、境内には「インフォメーションセンター」が併設され、和をテーマにしたカフェや書店、オリジナルグッズを扱うショップが登場します。このセンターは、訪れる人々が心を落ち着ける場として利用できればとの思いが込められています。特に、カフェでは朝食やオリジナルスイーツを楽しむことができ、穏やかな時間を過ごせることでしょう。
「築地本願寺倶楽部」の発足
さらに、11月中旬には、門信徒に限らず、より多くの方々とつながりを持てる「築地本願寺倶楽部」が設立されます。これは、人々の人生に良いご縁を結ぶための会員組織であり、様々なコミュニティ活動が予定されています。
専門家による「人生サポート」サービス
12月からは、新たに「人生サポート」サービスがスタートします。このサービスでは、仏事や相続、遺言作成に関する相談が行えるよう、専門家を紹介し、問題解決のお手伝いをします。生前整理や遺品整理のアドバイスも行い、人々の不安を軽減する役割を果たします。
地域貢献と心の安らぎ
このように、築地本願寺は「開かれたお寺」として、新しい時代に対応しながら、地域社会や人々の暮らしに寄り添う努力を続けていきます。心豊かに過ごすための拠点として、また、人生の大切な瞬間を共にするため、まさに「開かれたお寺」として新たな一歩を踏み出します。今後の取り組みが地域の人々にどのように受け入れられていくのか、注目が集まります。
この新しい取り組みに興味のある方は、築地本願寺の公式ウェブサイトやカフェなどで、ぜひその魅力を体感してみてください。
会社情報
- 会社名
-
築地本願寺
- 住所
- 東京都中央区築地3-15-1
- 電話番号
-
03-3541-1131