Finatextがエグゼクティブフェローに松尾氏を迎え入れ
東京都千代田区に本社を構える株式会社Finatextは、次世代金融インフラを提供するフィンテック企業として、組込型金融の推進に努めています。このたび、同社は松尾茂氏がエグゼクティブフェローに就任したことを発表しました。松尾氏は金融業界において約30年の豊富な経験を持ち、保険分野のデジタル化を担う立場から、Finatextのさらなる成長を支援します。
松尾氏のキャリアとFinatextの戦略
松尾氏は、早稲田大学を卒業後、安田生命やソニー生命、SBIホールディングスなどの大手企業で幹部職を歴任してきました。特に、保険業務の戦略策定やデジタル化に精通しており、前職のコンサルティング会社では保険各社のシステム開発を支援していました。これにより、Finatextが展開するSaaS型デジタル保険システム「Inspire」の普及が一層進むことでしょう。
FinatextのInsurTech事業は、保険業界のデジタル化を推進しています。「Inspire」は、すでに10社以上の保険事業者に導入されており、37の保険商品をデジタル化しました。今後は、大手企業だけでなく中小企業への対応も強化し、パートナーシップを積極的に構築していく方針です。
松尾氏のビジョンとメッセージ
松尾氏は就任にあたり、Finatextのミッションに深く共感していると述べ、「金融を”サービス”として再発明する」というビジョンに基づき、現在の金融業界のデジタル化を進めていくことに意欲を燃やしています。彼の豊富な経験が、Finatextにとっての大きな価値を生むことが期待されています。
顧客体験向上への取り組み
Finatextの取締役でInsurTech事業責任者の河端一寛氏も、松尾氏の加入を歓迎し、保険のデジタル化に関する多様な課題に取り組むことで顧客体験を向上させ、業界全体の進化に寄与するとしています。Finatextのビジョンは、金融がより人々の生活に寄り添う社会の実現です。
今後の展望
Finatextは、今後松尾氏によるInsurTechをテーマとした講演やセミナーを開催する予定です。これにより、デジタル保険に関する理解を深め、多くの企業が取り入れるきっかけとなるでしょう。金融業界の変革を先導していくFinatextの動きから目が離せません。
会社概要
株式会社Finatextは、東京都千代田区に本社を置き、2013年に設立されたフィンテック企業です。特に、組込型金融の実現に向けた技術開発に力を入れています。公式サイトは
こちらです。